2014年10月27日
要・はさみとのり、時間
鋏と糊があれば簡単に作れて、スケール感もそこそこ。何しろ安価に買い求められるところがペーパークラフトとプラモデルの大きな違い・・・・出来映えが腕前に大きく左右されるところが、製作意欲をそそられます。
先日お邪魔したミゾロギさんの展覧会で、ペーパークラフトを買い求めました。といってもこれはイタリア製、内容は初代ミニクーパー、ルノーR8ゴーディニ、フィアットムルティプラにモーガン8・・・・なかなかの充実した内容です
台風襲来の日、中継を横目に真夜中の製作開始となりました。最初は準備体操代わりのフィアットムルティプラ。ワンボックスの単純な形ですが、実車はフィアットの500を前半分だけワンボックスにしたようなユニークな造形。スズキの古いキャリィに似たようなスタイルがあったのもデザイナーがジュジアーロだったと知れば納得がゆきます。
カットから組み立てまで各一時間もかからずラクラク完成、セダン型のルノーも同様です。次はアルファのスパイダー、フェンダーのランプベゼルに連なる丸みやテールフィンのようなリアの造形は技量が問われそう。上から見てちゃんと直方体に歪み無く作るのは案外難しいものです。
インパネもちゃんと見えていて、気分も盛り上がります。そおして、次に控えしは、今冊子中もっとも難関と思われるモーガン。オープンである上に独立したクラムシェル・フェンダーが左右に!リアのフェンダーもカーブをきれいに出すのは難しそうです・・・・・
カットにはより時間を費やして正確を期します。カットしたラインのきれいさが仕上げにも直結するので、大きめにカットして何度も切り直し。そしていよいよ組み立てです。難しそうなフロントを最後にする為後ろの端から組み始めます。
カットした各パーツは細いため、作業中に間違って切り落とさないよう注意が必要、できればカットは組み立てる直前のタイミングで切り離すよう、上手く順序だてて置くことも作戦のひとつ。
フロント部分を残してだんだん形になって来ます。
昼食後に作り始めて、やはり組み立てには数時間を要し、完成の頃には夕食時間を過ぎていました!でもその甲斐あってついに完成
多少手直ししたい部分もありますが、もう一台作れば多分完璧に・・・・・
手軽に量産できちゃうところもペーパークラフトならでは、です