2014年10月12日
踊る大・クルマイベント
お台場で開催中のクルマのイベント「モータフェス」 オイルショックの余波で東京のモーターショーが隔年開催となってしまい、偶数年のことしは消費税アップもあって業界は苦戦続き。こんな状況に風穴を空けようと今回は新しい試みが飛び出しました。名付けてシルク・ドゥ・モビ。あの有名なサーカス集団のパフォーマンスをクルマで再現、漆黒の闇に包まれたお台場の特設会場にスモークの煙が立ちこめ、レーザービームとカラフルなスポットライトが乱舞するなか、GT=R、LF=A、F458といった、4桁万円カーが隊列を成して行進して来ます。
リーフのレーシングバージョンNISMO−RC登場のあとは
ワンメイクレース仕様のホンダNワン。6台が一糸乱れぬフォーメーションで隊列を組み、音楽に合わせて見事なマーチングパフォーマンスを披露しています。
昔、いすゞジェミニのCMでも活躍したレミージュリアンのスタントチームが運転してるんじゃないかと思うような、見事な”振り付け”一台たりとも間違えること無く、最後はドアを揃えてパタパタ開閉させて客席の拍手を誘います。
あまりに見事なフォーメーションのあとは超小型コミューター、ヤマハの三輪新型バイク、そしてトヨタ版セグウェイとも云うべきウィングレット(Winglet) ライダーは皆、若い(多分)女性たち。巧みに操りクルマのあいだを縫うように行進します。
最後には全てのクルマが勢揃いして30分弱のパフォーマンスもフィナーレ・・・・
電動車の走行は音も無くスムーズで音楽の効果を100%引き出すことが出来ます。これは今までに無い新しいアトラクションとしてきっと2020年の東京オリンピック開会式でも姿を見せるはず。トリノ冬季五輪に出場したフェラーリF1、アトランタ五輪のGMCピックアップと並んで、日本をアピールする重要な役どころを演じてくれるでしょう。で、開会式の総合演出は誰がやるんだろう?