2014年09月15日
DAIHATSU__COPEN
いよいよコンバーチブルの秋到来!なぜなら春までは寒いし花粉が終れば梅雨、そして猛暑には結局屋根を閉めて冷房・・・・つまり1年で最初の(唯一)オープンカーにふさわしい季節が今ごろ、と云う訳なんですね。さてコンバーチブルも最近は幌を使わないハードトップ流行。電動で格納され、信号待ちより短い時間で変身を楽しめます。この夏ヒルズにも登場した新コペン、軽自動車ながらルーフを二つ折りして見事にトランクに収納。
トランクが逆にオープン
屋根が持ち上がって
折り畳みながら・・・
トランクに収納しました!
ハイ出来上がり!
こちらは屋根をしまう前のトランクスペースです
ここに折り畳んだルーフが収納されるので、屋根を空けたら手荷物は膝の上?
お泊りデートを楽しむには宅配便が必須です。
コンパクトカーでオープンカーだからC・OPEN !
とても理にかなったネーミングです。
さて昭和40年代のニッポン、クレージーキャッツも大人気でしたがハードトップタイプの車が大流行していました。そもそもの語源はハードトップ・コンバーチブルの略で、オープンカー(コンバーチブル)にハードトップを装着した姿に似ていると云うことから、前後の窓の間に柱(Bピラー)の無い2ドアクーペを「ハードトップ」と呼ぶ習わしが定着しました。日本のハードトップ第1号はコロナ(RT50系)で、4ドアの平凡なセダンに飽き足らないユーザーにはこの上ない付加価値として、一割以上も割高な価格にもかかわらず街中に溢れたものでした。
やがて4ドアハードトップも登場し、安全面の理由から、これに支柱(ピラー)を加えたピラード・ハードトップと云った自己矛盾のネーミングも登場する始末。今で云えばミラーレスの一眼レフレックス・カメラみたいな言い回しです(レフはそもそも鏡を意味するもの)最初からただの一眼と名乗れば良いものを・・・・・
さて翻って今日のハードトップ、文字通りのハードな素材のトップを装着したコンバーチブル=オープンカーで、コペンをはじめ現行型のマツダ/ロードスター、メルセデスのSLシリーズ、ちょっと前ならマーチ(マイクラ)C.C。ずっと昔にはパブリカ・ハードトップ/コンバーチブルなんて名車もありました。写真はソフトトップモデル。
先日発表のマツダに加えてホンダの軽オープンが待ち望まれている昨今、オープンの仲間が増えるのはバブル期以来で、ウレシイ時代の再到来です。この際、景気も給与水準も・・・