2014年09月05日
CORVETTE 1958
北米でも数少ない量産スポーツカーがシボレー・コルベット。この車が生まれたのは半世紀も前のこと.最大6つあったGMのディヴィジョンの中でも、兄弟車を持たない2シーターの軽快なスポーツカーシボレーブランドの頂点に輝く存在です
ユーミンの名曲、CORVETTE 1954 (流線型’80)に出て来る「カノジョの細い爪のような・・・」ヘッドライト(初期型)はどことなくホンダのSシリーズにも似ている気がします。
オープンボディでスタートした愛称「ヴェット」でしたが二代目モデルはスティングレイと呼ばれるスピード感の強いファストバックルーフのクーペが登場してガラリと印象を替えています。
このモデルは日本でもお馴染み、ヘッドライトはもはやオンナノコのマニキュアとは似ても似つかぬ格納式になってしまいましたが・・・・この時代はオシャレなクルマの筆頭として屋根から流れるようにテールランプへと続く,なだらかなデザインが好まれました。
以後のコルベットはフェラーリとも真っ向から勝負するスポーツクーペとして息の長い人気を保っています
最新型の第七世代に至ってはアルミフレームにカーボンパネルを(一部)採用したボディ外板と、フェラーリにもひけをとらぬスペックを備えている程。今だにV8、2バルブのOHVと云うのも一日に1000kmも移動するアメリカ大陸には必須の信頼性!アメリカ車らしくってこれも立派な個性です。