2014年08月26日
復刻発売
ランクル=ランド・クルーザーと云えばトヨタではクラウンよりも古くからある最古級のブランド.自衛隊の前身、警察予備隊の時代から納入を開始していた初代BJから・・・
20系、40系と代を重ねること半世紀以上・・・・最新型は200系、レクサスブランドでも人気の超高級車です。
誕生からオイルショックを経て1984年までほとんど姿を変えずに生産された初代40系。ディーゼルエンジン搭載後はファミリーでも使える4×4として、90年代も高い人気を保っていましたが、厳しい排気ガス規制のあおりをうけて、首都圏ではすっかりご無沙汰に。その無骨ながら質実剛健なデザインの顔立ちは近年FJクルーザーとしてリバイバル、TOYOTAの歴史的なアイコンのひとつとして認知されている証拠です。
夏やすみも終わりに近い一日、トヨタのメガウェブに歴代のランクルが大集合(25日)していました。見るだけじゃなく、新しいランクルに試乗することも出来ました。久々のマニュアル車、大柄な車体にクルクル回さないと曲がってくれない忙しいステアリング.何もかもがトラックの乗り心地です。スゴく大きなクルマを操ってる感覚。
愛車を展示していたユーザーの中には親子二代で乗り継いだ例も何組か見られました。大量消費の時代、一台のクルマを何十年も使い続けると云うのもある意味エコロジカルな行き方。40系を大切に使い続けるオーナーが何人も健在だったことも嬉しい発見です。
そんな40系ランクルが70系と選手交代してからことしで30年、まさかと思うことに、まだ海外向けには改良された70系が生産されているそうな!懐かしの70系が10年ぶりに国内で発売を再開する/NHKのニュースでも取り上げられた程のビックリ情報もありました。来年夏までの期間限定で復刻生産、日本車にはとても珍しいケースです。果たして消費税アップの逆風を跳ね返す強力なアイテムとしてヒットするか?成り行きに注目