2014年08月28日
ちょっとMIRAIまで
新しい燃料電池車の名前です。
ホンダの燃料電池自動車も既にリース形式で路上(北米)を走り始めていますが事実上、価格は数千万円相当の代物。トヨタは723,6万円で売り出そうというのですから大バーゲン!
実際の乗り心地は電気自動車そのものですが、長距離ドライブとなれば、100km毎の急速充電も必要なく、大阪くらいまでならノンストップで走破も可能(だと言われています)水素の充填もLPガス並に簡単にできるはず。
問題は水素1リッターで何キロ走れるか?というよりそもそも水素がいくらで買えるのか?まあ、700万円の車ですから燃費を気にするユーザーではないでしょうけど、問題はどこで水素を調達できるのか?多分車載のナビには最寄りのガスステーションまでの距離が表示されるでしょうけど、航続距離の範囲内にいつも充填可能な店を捉えておく必要があります。
水素ステーションの拡充といってもメーカーが力を入れただけでは限りがあります。業界が足並みを揃えた上で供給側にも利益が分配されるよう、ビジネスとして成り立たせる必要も(それは自動車用充電器をめぐる現状を見ても言えること)メーカーが先頭を切って商品化することも大切ですが、インフラ整備に誰が力とお金を注ぎ込むか・・・・試されるのは業界だけではありません。