2014年08月17日
ヤングのハートをバッチリ・キャッチ
読書の秋にはまだ早いですか?渋谷ではもう毎年恒例の(東急)大古本市が開催中です.このところ古書の出物が斬減して、寂しい思いをして来ただけに今年はどうかなと、ちょっと心配しながら会場に足を運びました。
去年通りのスペースにぎっしりと並んだ本棚・・・・まずは安心.
芸能関係、ヤング向けの雑誌は相変わらずの盛況のようで、表題のような(当時の)キャッチーなコピーにもほぼ四十年ぶりにお目にかかることが出来ました!!
でも、クルマや航空、鉄道関係のマニアックな本はホントに減りました.webで閲覧する人が増えてしまった弊害かとも思われますが数少ない出物を発掘.モーターショーに際して発行される自動車ガイドブック、70年代の比較的きれいな本が500円、その年に国内で発売されたほぼ全ての車種を写真とデータで網羅しています。オイルショックを機に乗用車のスタイル、とりわけ軽自動車の変遷の激しさを知る上でも貴重な資料です。
会場内を見回してみると今回はやたらと高価な古い映画の宣伝ポスターや、戦後のバイク,実用車のパンフレットが目立ちます.それも数千円単位出、アレもこれもと手を出したらあっという間に10万円コース!投機目的でもあるんでしょうか?希少価値が高過ぎておいそれと売れない物件なんでしょうか?一目見られただけでも充分ですが・・・・結局文庫本でも愛読した司馬遼太郎の街道を行く(週刊グラフ版〜1)を格安で何冊か買いました。数冊まとめてもお手頃な値段、おそらくは数回目を通しただけであろう綺麗な物件ですが、多分ワタシも二度くらいしか目を通さないと思いますが・・・・(19日まで、東横店西8階にて)