2013年12月07日
こんな元気な80歳
ジョンレノンスーパーライブ,今年も満員の武道館で賑やかに行われました.生ギターにあわせ絢香が歌うレボリューションもなかなか魅力的、奥田民生は井上陽水のバックコーラスにも参加し,自分の番になるとハーモニカを取り出してラブミードウーを披露。そして、いよいよ世界のオノヨーコの登場。芯のある、意外と可愛い声で,歌い,動き回る・・・・ジョンが生きた時間の倍の人生を歩んでなお,力強いパフォーマンスを見せてくれます。年齢を感じさせないそのエネルギーは、あるいは天国からジョンに背中を押されてのモノなのか,芸術家オノヨーコ自身が放つオーラそのものなのか?
ドラえもんに誕生日の祝福を受けて、最後には武道館の全員で,power to the peopleを合唱
70年代初頭、買ったばかりのFM付き2バンドラジオからはイマジン,love、マインドゲームが頻繁に掛かっていました。ポールがウィングスとしてヒットを飛ばすまではジョンの方が、より、親しまれていたかもしれません.そんなジョンですが70年以降、チャリティー以外のライブパフォーマンスには加わらなかったそうです。今回のライブの収益も貧しい子供達の為の教育支援に充てられます。
売れ筋の多いポールの作品に較べて、ジョンの曲はビートが強く、韻を踏んでいて、しかも訴える力が溢れています.こんな強烈な個性がひとつに溶け込んだビートルズ。リアルタイムでデビューから見守って来た井上陽水が羨ましい限りの今宵でした。