2013年10月02日
ふたりは最強
といっても,東京国際映画祭の受賞作品のことではアリマセン
つい最近,最終回のレーティングで40%オーバーを記録した
あのドラマの重要な役どころをを担う、香川照之、堺雅人
去年映画「鍵泥棒のメソッド』でも共演した人気俳優の二人
最終回では期待を裏切る結末で,再度の共演に期待をつなげ・・・・・
鍵泥棒・・・・では冷酷な殺し屋から,気弱な記憶喪失のオトコまで
幅広い役柄をこなす香川の方が主軸として光っていたものですが
半沢直樹ではこれまでの飄々としたキャラから一転、
堺の鬼気迫る迫力の演技力が香川と対等かもしくは
二倍以上の存在感を強く印象づけています。(新婚効果も
あるのだろうか?)少なくとも,鍵・・に較べて,半沢では香川と
イーブンか,抜き去った感のある堺の演技。ことしは完全に彼の年
として強く印象づけられるでしょう。流行語大賞の受賞も視野に
入って来たかもしれません。
ドラマの面白さはほかにも,ユニークな脇役陣として
好青年を演じた駿河太郎、リアルな愛人役の壇蜜、
異色のオネエキャラで注目の片岡愛之助、まじめな及川光博
倍賞千恵子、北大路欣也、それにナレーションの山根基世
主役の熱演を盛り上げる脇役陣の活躍も見逃せません。
異論も多い結末の出向辞令ですが,同じ顔ぶれのキャスティングの
スケジュールを抑える困難さを考えれば当然の帰結。というより
事実上の原作,ロスジェネの逆襲では,セントラル証券に出向が
決まっている。次回作がますます現実味を帯びてきた証拠かも
しれません。