2013年09月17日
台風一過
近畿地方を中心に大きな爪あとを残した大型の
台風18号は昨夜、北海道の東で温帯低気圧に
変わりました。
一夜明けた今朝は、雲ひとつ無い青空が広がり、
まぶしい太陽が顔を覗かせています。
きのうの出来事がウソのように・・・・・・
豪雨災害に遭われた皆様方に心よりお見舞い
申し上げます。
凄まじい雨は、都心の六本木ヒルズでも実感しました。
きのうはデスク勤務で、早朝から台風情報の編集作業
に当たっていたのですが、窓の外の状況を確認するため
窓辺に近づくと、時折、上階から滝のような雨水が窓を
叩き付け、まるで滝の裏側から外を眺めているような感じ
でした。
観光シーズンの本番を迎えた京都の観光名所、嵐山の
渡月橋を襲う濁流も、テレビ映像でその凄まじい光景が
映し出されました。
桂川の氾濫で周辺の旅館や土産物店が浸水し、しばらくは
営業中止を余儀なくされそうで、観光シーズン本番を迎えて
大きな打撃となりそです。
それにしても、渡月橋があれほどの濁流に襲われても
びくともしなかったのは不幸中の幸いでした。
何度も訪れた渡月橋だけに、何とか持ちこたえてくれと
心の中で叫ばずにはいられませんでした。
渡月橋から100メートルほど上流の川床に設置されている
水制(すいせい)と言うんでしょうか、河川施設がありますが、
これが濁流の勢いを減少させ、渡月橋の橋脚に当たる水の
力を抑えてくれたのかも知れません。
河川土木の専門知識はありませんが、テレビ映像に映し
出された桂川の状況からそんなことを感じました。
まさに、備えあれば憂いなし、防災の基本です。
桂川といえば、美味しいアユの獲れる川としても知られて
いますが、あのアユたちはどうしているのでしょうか。