2013年05月07日
787製作記(4)
製作の手順が予定とは違ってしまいましたが、
ようやくエンジンの製作に取り掛かりました。
エンジンの部品構成はこんな具合ですが、
写真にはエンジンの入り口に取り付けられる
ファンが含まれていません。
こちらは、全日空が採用したロールス・ロイス社製
のエンジン、トレント1000のノズルです。
ハセガワの787のキットは全日空機用と日本航空機用
とでは、当然ながらエンジンの形を変えています。
こちらは、日本航空が採用したゼネラル・エレクトリック社製
のエンジン、GEnxのノズルです。
一見、識別は難しそうですが、GEnxは太いノズルの部分が
トレント1000に比べて少し長く、段も付けられていません。
ちなみに、これは全日空に納入された1号機の実物の
エンジンです。
細かいことですが、こんな所にもこだわりを見せるのがプラモ
作りの醍醐味で、同じ787のキットながらこうした区別を
しっかりと押さえてくれるのがハセガワの製品です。
通常、旅客機のエンジンは一度採用してしまうと別のメーカーの
エンジンに取り替えることは出来ませんが、787はエンジン取り
付け部分のインターフェースが交換可能なシステムになっており、
同一の機体でもエンジンを途中で別のメーカーのエンジンに交換
出来るようになっています。
もっとも、そのような必要性はほとんどないでしょうが・・・・・・
さて、キットの製作は今週が勝負どころ、果たしてどこまで
進めることが出来るでしょうか。