2012年12月27日
経営陣の承諾のとり方
国産高級車の代名詞とも言えるクラウン
ピンクに塗られたアスリート仕様車が話題を呼んでいる様ですが
実際販売も好調のようで予想を大きく上回るセールスを記録中です。
いったいトヨタは、どんな顧客を狙ってこのカラーを設定したのか?
その前に黒のアスリートを見ながら、あの個性的なフロントグリルを(下半分)
ちょっと手で隠してみましょう。あらら驚く程旧型と良く似ている・・・
生産型デザインが重役の最終承認を得る段階で、これじゃあ認められません
もっと,新しくなった印象をアピールできんのかね?若い層にアピール
出来るのかね?
懸念はごもっとも.クラウンもカローラも永年ごひいきにして下さる
固定層は多いものの,確実に歳をとるのもまた事実。いつまでも
高齢者ばかり相手にしていると,メシの食い上げになるのは
どのメーカーもおなじこと。では,何か抜本的な改善策はないのか?
なかった様です。フロントグリルで表情に変化を持たせ,ボディーカラーに
あり得ない色(一年後に市販化を検討)を採用して注目を引く。
上手くいかなかったら軌道修正はいとも簡単です。実際クラウンは
このての軌道修正を何回も経験しています。それだけ冒険者だということ
大英断なのか、暴挙だったのか・・・
展示されている実車を見た女子の反応は
概ね 「かわいい♡」 が多い様でした。
果たしてクラウンと無縁だった女子たちにも販路を拡げられるか?
その売れ行きが注目されます。