2012年06月26日
公開走行試験
栃木の豊かな森の中に作られた国際レーシングコース
「ツインリンクもてぎ」のコレクションホールに保存された
レーシングマシンは時々エンジンに火を入れて,実際に路上を
走ります。
今回はF1創成期の名車たちを,そのエグゾーストサウンドと共に
目の前で堪能出来る公開試験。
60年代第1期ホンダF1時代のRA272、RA300
第1期を締めくくる,ある意味完成品のRA301
そして,RCB1000は耐久マシンの名作です
まだまだ数えきれないほどのマシンたちが唸りをあげる姿は
往年のグランプリシーンを彷彿させるもの。
時々こうして我々レーシングファンを喜ばせてくれるのも、また
ホンダと云う企業ならでは。
数々の二輪、四輪車を展示したコレクションホールの一画に
刻まれた本田宗一郎の言葉
「大抵のことはやろうと思えば叶うもの」
モータリゼーション黎明期の日本に誕生し、
世界的な企業へと成長したホンダの初代ワンマン社長の
破天荒な,しかし重みのある一言です。
公開試験が終わってコレクションホールを探索してみます
もう何度か訪れたホールの一角には図書コーナーがあります
主な自動車雑誌のバックナンバーは大抵揃っているほか
我が家の書棚を埋めていた自動車関係の新刊書も
ほとんどがここにありました。とても数時間でお気に入りの本を
チェックするのは無理な相談です。
夏休みの日々を自然に囲まれた茂木で読書三昧。デフレの時代
そんな休日の過ごし方があってもいいかなと思います。