2012年03月18日
F-5B製作続行中!
5月の静岡ホビーショーに向けて「ろうがんず」会員一同、
目下、出品作品を製作中ですが、自分のF-5Bは大分
形が整ってきました。
毎年、5月に開催される「静岡ホビーショー」では、
全国から参加したプラモクラブによる合同作品展が
行われます。
名だたる凄腕のモデラーの皆さん方と一緒に自分の
作品を展示出来るのは、光栄でもあり恐れ多いこと
でもありますが、それはそれとして参加出来ることの
喜びを存分に味わえるチャンスなのであります。
今回製作しているのは、誰のものでもない自分だけの
・・・・・・サンテックスことサン・テクジュペリの最後の
機体、F-5Bです。
F-5Bは、前にもお話ししましたが、第二次大戦中の
アメリカの戦闘機、ロッキードP-38Jライトニングの
偵察型です。
F-5Bはプラモキットとしては発売されていないので、
ハセガワのP-38Jの機種下面を偵察型に改造して
います。
(実機は白い部分にカメラが搭載されています)
さて祖国、フランスのためアメリカの参戦を訴えていた
サンテックスは、度重なる事故で自ら傷ついた体に
鞭打ってパイロットを志願し、偵察部隊の一員として
活動に従事します。
しかし、1944年7月31日、コルシカ島の基地から
フランス内陸部の偵察任務に飛び立ったサンテックスは
そのまま帰らぬ人となったのです。
この時に搭乗していたのがF-5B、機体ナンバーは
42-68223で全面ジュラルミン無塗装のままの機体
でした。
(垂直尾翼には268223のナンバーが塗装されて
いました)
偵察部隊にはこの他、2機の機体が配備されており
233は全面無塗装、273は全面ヘイズブルーが
塗られていたようです。
問題は223のプロペラスピンナーです。
スピンナーとはプロペラの軸の部分に取り付けられ、
空気抵抗の軽減とエンジンの冷却効果を高める
コーン状の部品です。
この色をどうするか・・・・・・
無塗装とするか、それともこれは私の想像ですが、
他の2機の機体のスピンナーがブルーらしき塗装に
見えるので(273は確実にブルーですが)ブルーに
すべきか迷うところです。
(それも模型作りの楽しみの一つですが・・・・・)
「静岡ホビーショー」は5月17日(木)から20日(日)
まで開催、一般公開は19日(土)、20日(日)の
2日間となっています。