2011年03月27日
シバの斜塔!?
3・11の東北関東大震災の影響で先端部分が曲がって
しまった東京タワー
アンテナの補強工事も完了して節電に努めながら営業が
行われています。
J-WAVEのフロアーからデジカメで撮影して先端部分を
拡大してみると、心なしかというより明らかに左側に傾いて
いるのが分かります。
この傾いた先端部分、あくまでも私個人の勝手な感想ですが、
大震災の記憶をいつまでも忘れない為にこのままにしておく
というのはだめでしょうか・・・・・・・
(どのような対策をとるのか分かりませんが・・・・・)
ちなみに、建設中でも激しい揺れに踏ん張り続けた
東京スカイツリーの今朝の姿です。
(もちろん東京タワーも立派に踏ん張りました!)
新しいランドマークとなりそうなブリッジザウルス=ゲートブリッジも
朝日に輝く東京湾を背景にくっきりとシルエットを描いています。
あの巨大地震から2週間以上がたち、被災地では地震や津波で
破壊された家々の撤去が始まっていますが、被災をされた方々の
あまりにも大きな喪失感を思うと胸が張裂けそうになります。
災害時にラジオは何が出来るのか、現役時代に他局の仲間と努力
してきたにも拘わらず結果が報われなかったのではないかという
無力感を感じているだけになおさらです。
(ライフラインネットワークでJ-WAVEは頑張りましたが)
いまは避難生活を余儀なくされている方々の一刻も早い環境改善が
急務だと思います。
(避難所から一人の死者も出さない為に・・・・・)
災害国日本でありながら、避難場所が地域の学校の体育館や
公民館とは情けないかぎりです。
かつて、災害の際に一時的に被災者たちが避難できる学校や病院、
娯楽施設などを備えた災害避難都市の建設を主張した学者が
いましたが、これを絵空事ではなく真剣に検討すべき時期に
来ているのではないかそんな気さえします。
(ゼネコンを目の敵にする現政権では一蹴されるでしょうが・・・・・)