2011年01月18日

本当にあった!サンタ・ビットリアの秘密

「サンタ・ビットリアの秘密」と申し上げても
若い方々には何の事かお分かりにならない
のではないでしょうか。

今朝の共同電、「大戦末期のワイン500本が
ドイツの酒蔵で見つかる」に関係します。

今朝の共同電によりますと、ドイツで
第2次大戦末期の1945年にひそかに隠された
ワイン500本が66年ぶりに見つかったという
ことです。

ワインを醸造する業者が、ドイツ南部にある醸造所を
撤去する際に、地下のワイン貯蔵庫の下から探し
当てたということです。

フランス軍の攻撃を間近に控えていた1945年春に、
この業者の家族がワインの略奪を恐れて隠したという
貴重なワインだということです。

実はこれと同様の話が1969年に映画化されました。
それが「サンタ・ビットリアの秘密」です!

「手錠のままの脱獄」や「渚にて」などの作品で知られる
巨匠スタンリー・クレーマーが手掛けた戦争コメディで、
主演は「アラビアのロレンス」や「ナバロンの要塞」、「道」
などの個性的な演技で知られるアンソニー・クインです。

物語は、イタリアのとある村、サンタ・ビットリアにある日、
ドイツ軍が侵攻します。

この村の特産品であるワインをドイツ軍に奪われるのを
恐れた村長と村人達はとんでもない計画を思い立ちます。

村にある数千本のワインを村人総出で洞窟に隠そうと
いうのです。

そして侵攻直前、ワインを洞窟に運ぶ大作戦が展開されます。

果たして作戦は成功するのか・・・・・・・・

それは映画を観てのお楽しみ、という訳ですが、何しろ古い
映画なのでビデオで発売されているかどうか不明です。
私もこの作品は劇場で観て以来、テレビ放映やビデオでの
鑑賞はしたことがありません。

今朝のニュースを機会に改めて探してみようかと思っています。

それにしても、事実は映画よりも奇なりですね!

| 09:24 | コメント(4) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、おはようございます。
サンタ・ビットリアの秘密、初めて知りました・・・
1969年は妹の生まれた年、自分は4歳、父は洋画好きですが、映画を洋画劇場で父が観ていたとしても、忘却の彼方です・・・
今回の映画、村長と村人達の行為、決して模範的な行為ではありませんが、心理は解ります。

投稿者 ちなみん : 2011年1月18日 10:42

いい映画ですね。

投稿者 わたなべなおこ : 2011年1月21日 20:43

ちなみんさん、ありがとうございます。
「サンタ・ビットリアの秘密」はワインの隠し場所を知られまいとする村長と、それを暴こうとするドイツ将校との駆け引きが見所の映画です。
アンソニー・クインのような個性的な俳優は、この先、現れるんでしょうか。
「アラビアのロレンス」「ワーロック」」「ガンヒルの決闘」「ナバロンの要塞」どれもこれも痛快活劇映画です。

投稿者 ホヅミ : 2011年1月30日 11:35

わたなべさん、ありがとうございます。
拙い映画紹介でいい映画と分かっていただいてありがとうございます!
CGでめいっぱい表現された最新映画も楽しいですが、
コンピューターなど存在しなかった昔の活劇映画も捨て難い魅力があります。
そんな映画も今はレンタルやDVDで楽しむことが出来るのですから「いやぁ、映画って本当にいいもんですね!」

投稿者 ホヅミ : 2011年1月30日 11:43

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