2010年12月27日
トイレの神様って、やっぱり!
音楽の分野で今年一番の話題作と言えば、
なんと言っても「トイレの神様」ではないでしょうか。
シンガーソングライターの植村花菜によって
生み出されたこの曲は、あの伝説の歌、
ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来た
ヨッパライ」の衝撃デビューに匹敵するほどの
興奮度でした!
この曲を初めて聴いた時、これってウエスタン・
ソングじゃん!となんとなく思いましたが、先日、
NHKの昼の番組を見ていたら花菜さんが出演
されていて、「トイレの神様」の誕生秘話を紹介
されていました。
そうしたら何と!おばあちゃんがウエスタンミュージック
のファンで、あの名曲「テネシーワルツ」が大好き
だったと話されて、やっぱりそうなんや!と勝手に
感動しておりました。
「テネシーワルツ」は1948年に誕生しました。
1946年、ピー・ウィー・キングの曲にレッド・
スチュワートが詩をつけたもので、始めはぱっと
しませんでしたが、1950年にパティ・ペイジが歌うと
その切ない曲想がぴったりで大ヒットしました。
日本では江利チエミや美空ひばりがカバーして
有名になりました。
子供の頃、私もよく口ずさんだもので今でも大好きな
曲です。
「恋人とワルツを踊っていたら、旧友が来たので
彼氏を紹介したら旧友に彼氏を獲られてしまった」という
悲しい失恋の曲で、男性と女性を置き換えて歌われたり
します。
テネシー州の州歌にもなっていることでも知られています。
「トイレの神様」はどことなくこの「テネシーワルツ」を
彷彿とさせる親しみやすい曲で、子どもの頃におばあちゃん
から聴かされた「テネシーワルツ」が見事に昇華され
素晴らしい作品に仕上がっています。
NHKの番組を見て益々好きになってしまいました。
ウエスタンの香り漂う曲をこれからもどんどん出して下さい。
そして、ジャパニーズ・カントリーPOPの第一人者に
なって下さい。お願いします!