2010年10月31日
ファイナル・day
国家的規模で開催されたのに開幕前のテーマソング盗用疑惑に始まり、スマップのコンサート中止、近畿地方の知事の招聘をめぐるあれこれ、などなど話題の絶えなかった、上海の万博もいよいよあと数時間のうちに幕を閉ようとしています。
今月16日の時点で一日の入場者数103万2700人を突破、5月からの総入場者数は6462万800人と1970年の大阪万博を上回り万博入場者数の世界記録を更新後
24日午前、5月1日の開幕から177日目で累計入場者数が目標の7000万人を突破。
40年もタイトルホルダー-だった大阪万博も天晴れ!だと思いませんか?
ソ連館、お祭り広場、虹の塔~
どれもこれも忘れずにアタマの中に克明に残っています。
そして懐かしのユニフォームの数々。ツィッギーが来日後、日本でも
ミニスカが当たり前の様に定着し、独身女性なら誰もがもっていた筈
各種制服にも相次いで採用されました。今ではあり得ない・・・・
当時のコンパニオン制服といえばミニ丈が当たり前の時代でした
ライトアップの華やかさと豪華さはさすが21世紀の万博!地味だった愛知万博とはかなり違います。目標だった七千万人越えも達成し、万博史上最大のイベントとして名前を刻むことが出来て開催者側はさぞ鼻が高いことでしょう。彼らの頭の中には四十年前の大阪万博はどのように映っていたのか・・・・ニホンが先進国の仲間入りを果たした証?高度経済成長の象徴でしょうか?人口が現在の東京の1・5倍もあり、今なお二桁成長を続けている世界でも稀な大都市、上海は万博当時の大阪と比べるまでもなく、誰もが認めるメガシティ、の一員となっています。恐ろしいことにこの成長の勢いがいつまで続くのか、誰も予測できないのがホントのところではないでしょうか?中国の未来に待ち構えているものはいったい何なのか。元切り上げによる経済的ショックなのか・民主化圧力に耐え切れない中国共産党政権の姿なのか・・・・・・・・・・・ でも大阪万博が終わった後の日本はドルショックに見舞われオイルショックの追い討ちを受け、高度成長は終わったかに見えました。が、ニホンの産業界は逆境を跳ね返し、世界トップレベルの技術力を誇るまでになっています。クルマの品揃えを見てもそれは明白なこと。 会期末の会場は人でうめつくされラッシュアワー並みの混雑とか、
一番人気は石油館で開門後入場者の90%は石油館に走り、最高で12時間待ち!
次に中国で万博が開催される頃には環境や節約のこともちょっとは考慮に入れたイベントになっているのでしょうか・・・・・・