2010年10月10日
ビーンブーツのその後
前線の影響できのうからの雨が残っており、
今朝は本降りの中の出勤となりました。
雨の日に活躍するビーンブーツ!
さて、どっちがオリジナルのビーンブーツか
お分かりですか?
答えは、左がL.L.Beanのビーンブーツ、
右がダナーのレインブーツ(特に商品名では
ありません)です。
ご覧のように外見ではほとんど見分けが
つきません。
判別するポイントはかかとの部分にあります。
これがビーンブーツ、かかとの部分にL.L.Beanの
タグが貼られています。
一方、こちらはダナーのかかとの部分です。
ダナーのロゴが誇らしげに貼られています。
一体、どうしてこのようなことが起きてしまったのでしょうか。
その答えは、L.L.Bean側にありました。
実は、創業者のビーン氏はこのビーンブーツを開発した後、
よほど自分が開発した商品に自信があったのか特許登録や
意匠登録の申請を一切行っていませんでした。
そのため、ビーンブーツが大評判になると、同じようなデザインの
ブーツが様々なメーカーから発売されるようになりました。
しかし、ビーンブーツの品質を超えるものは現われず、
そのほとんどは自然淘汰されましたが、ダナーの製品は
作りもしっかりしており品質性も高いため今日でも人気商品
となっています。
ただ、ダナーの製品には一つだけ難点があります。
それはブーツの幅が細身に出来ており、私のような幅の
広い足には少々きつめなことです。
履いているうちにゴムが伸びて履きやすくなるかと思いきや、
それは品質が悪い証拠で、決してそんなことはないとのこと。
最近、足もむくみ気味で以前は何とか我慢できたものの、
先日の雨の日に履いたところ、足の痛さが数日続きました。
これではいかん!と思い、ビーンブーツを新たに購入しました。
ダナーブーツは気に入っているのですが、10年以上履いて
いるのでそろそろお役御免でもいいかなと思っています。
ダナーさん!今度はぜひ幅広のブーツもお願いします!
ちなみに、このタイプのブーツは革から下のゴムの部分全てが
ソールだそうで、底が磨り減って修理に出す場合は、この部分
を全部交換するそうです。