2010年09月05日
フィギュアのその後
今月下旬に横浜の「人形の家」で開催される
「ろうがんず」の作品展に向けて、会員の
製作作業が進んでいます。
「夢の模型工房」をテーマに、会員それぞれが
自らの分身を12分の1のフィギュアにして
工房に集うジオラマを作ろうというもので、会員の
個性がはっきりと表れた作品作りとなりました。
私はというと、ラジコン機を飛ばそうとしている
ところをモデル化してみました。
写真の紫電改は童友社の100分の1塗装済み
組み立てキットを利用して作りました。
ポイントは分身が左手に持っているラジコンの
送信機です。
拡大するとこんな感じになります。
(下敷きの正方形の一つが1センチの大きさです)
プラ版を重ねて接着し、ブロックを作って加工しました。
今から30数年前、初めて購入したFUTABA社製の
デジタルプロポです。
今はコンピュータープロポが当たり前ですが、初期の
デジタルプロポはこんなでした。
これが実物の送信機です。
バッテリーコードが腐食してすでに機能を失っていますが、
受信機やサーボとともに大切に保存しています。
こうした時代物のプロポでラジコン機をもう一度飛ばして
みたい、そんな願望をモデル化してみました。
「ろうがんず」の作品展は今月下旬から約1ヶ月間開催
されます。
横浜にお出かけの折は、是非、「人形の家」にお立ち寄り
下さい。
館長は「ろうがんず」会長で俳優の石坂浩二さんで、勿論、
会長の作品も我々の作品と一緒に特別展示されます。