2010年08月08日
シーマ・ショック
リーマンショックと呼ばれる一連の連鎖不況が顕在化したのは
北京五輪終了後間もない2年前の九月中旬のこと
アメリカビッグ3の経営を大きく揺るがせたばかりでなく
日本の高級車ブランドも存亡の危機に直面しました
バブル期の象徴として語られることの多かった日産シーマ
法人需要を中心に黒塗りの代表として日産車の頂点に君臨した
プレジデント
いずれもこの夏限りで生産ラインから消えて行きます
勝手ながら『シーマショック』と命名致します
日本の高度成長期、バブル時代、円高不況時代を駆け抜けた
人気のブランドも、人知れず寂しく表舞台から消えて行きます。
トヨタもまた一世を風靡したソアラの生まれ変わりレクサスSCが
やはり生産を終了します。
ガソリンスタンドの相次ぐ廃業、ディーラー網の縮小、廃止
若者のクルマ離れ以上に深刻な局面です。
早朝番組のナビやアナの送り迎えにも使われた両者
リアシートの居心地はトヨタ車に比べてちょっと固め
ドライバー向けのセッティングかな?とも思いましたが
プレジデントが配車されるとちょっと嬉しかったりもしました。