2010年03月21日
シークレット/オーダー
年内は無理・・・・・
いよいよ追浜工場で量産開始となった日産リーフ
ほどなくして注文確認の連絡が予約者の元へ届く頃・・・
元々九月中とされていた注文の再確認は一ヶ月遅れ
納車も12月からの予定が一月以降に変更されている
10年型リーフの登録は無理みたい・・・・・です
(年度内の納車は保証されています)
一足先にデビューを飾ったシボレーボルトのモーター部分は
リーフとほぼ同等の273 lb-ft. を発揮。ガソリンエンジンとのトータル出力149 hp は
リーフの2倍以上。なので0 to 60 mph も 9 seconds. 以下と充分ハヤイ
435 pounds/200kg のリチウムイオン電池込みで車重は3,700 pounds (1・6tオーバー)なので、より多くの電池を積む筈のリーフがこれを下回るとは考え難い・・・
エンジンを載せていなくても・・・・
(推定1600~1700kgでしょうか?)
プリウスで妄想サーキット・ラン
もしもプリウス20系(1500cc)をつくばで走らせたら・・・・・1/2 妄想サーキットランを楽しんでみることにします。 まずスタートして最初の右コーナーへ。通過速度は80kmプラス アクセルの踏み方とエンジンの回転数はシンクロしないので、 タコメーターはあっても無意味。速度表示だけが唯一、スピードコントロールの目安です。 エコカーにしてはよく踏ん張ってくれるなあ、という印象。1500にしてはかなり大き目の ボディーと電池込みの決して軽くない車重。力強い加速フィーリングという点では 三菱のi-ミーブのほうが上かもしれない。プリウスの全力加速は、エンジンが 高回転域にへばりつき、車速に伴ってモーターの回転があがってくるのを待つ、 出力が比例して上がってくる・・・・といったCVTをうんと極端にしたような加速感。 だから加速している実感はあまりなく、体が慣れると物足りなさを覚えてくる。 この点30系はエコモードとの間で切り替えが出来るので、その違いに期待したい。 一コーナーを過ぎてS字を高速で通過、やはりエンジンのうなる音は変わらない。 その先には左のタイトヘアピンが待ち受けている。通過速度は大体56kmくらい。 120km弱は出ているから、思いっきりブレーキを踏み込む。シフトはBモードに入ったまま。 プリウスのブレーキングは基本的にシフトダウンに相当するBレンジとブレーキペダルの踏み代だけ。 つくばの場合事実上ブレーキの踏み方でタイムを左右されるはず。エンジンブレーキを直接活用 出来るわけではないので、装備されているブレーキはかなり強力だ。舗装路でも思いっきり強く 踏み込めばABSが介入して、オレンジ色の警告灯を点灯させる。下手にk踏みすぎると すぐに利き過ぎてしまうのだ。だからビッツのように非力なブレーキをあらかじめ決めたポイントで 思いっきりベタ踏み、というような手段は通用しない。ペダルストロークの奥へ行くほど、 強烈な減速Gが得られてしまう。このくらいのタイトなコーナーでも省燃費タイアはよくへばりついてくれて滑り出しも穏やか。
さすがに重いボディーは左右に揺すられるけれど不快なほどじゃない。バケットシートに
収まってさえいれば、かなりの横Gを感じることが出来るはず。
プリウス三台並べてあそんでみました。
ダンロップ下を潜る右コーナーを経て左の高速コーナーには100kmプラスで
進入。ヘアピンからここまでは加速一辺倒だから、ヘアピン出口の脱出速度が
絶対的にものを言う。だからブレーキングが命、なのだ!右のタイトな
ヘアピンも最初と同じ、通過速度は50km台に落ちるからスピードを殺しすぎない
ように繊細なブレーキングが必要。あとは最終コーナー進入までひたすら
スピードが上がってくれることを願うばかり。最終コーナー、小刻みにハンドルを
ぶらしてみても長いホイールベースのせいか大きな挙動の変化は見られない。
安心してサーキットランが楽しめる(冒険できない)マシンで、タイムは多分私の場合
1分19秒台なら上出来といったところかな?
さてサーキットを後にして一般道へと戻ります。あれだけ全力で走った割りに、
ここまでの燃費は何とか10km/Lこれならお財布にもやさしいクルマだね。
給油の前に電動モードを試してみよう。EVと記されたスイッチを押すと、
アクセルを強く踏まない限り56kmまでは電動車として走ることが出来る
つまりガソリンをケチれる訳だけど、電池に十分たくわえがあっての話。
早々頻繁に使える手段ではないので、給油の前にとっておくか、
下り坂を降りきったあたりが使いどころかな?
電気モーターのみではそんなに大きな加速度は得られず、ちょっと深くアクセルを
煽ろうものならたちまちエンジンのご厄介になってしまう。エコドライブには
つま先の繊細さも求められるっていう寸法か?
日産追浜工場テストコース
ここで410ブルーバードが生まれ
910ブルーバードを組み立て、
そして今年リーフがここで産声を上げる
実はここでちょっとだけ未来を覗いて来ました。
この先は撮影禁止。
「日産リーフ」の生産はここ追浜工場で間もなく始まりますが
試作開発車によるテストは世界中で進行中です。
その試作車の一台に乗せてくれるという有り難いお誘い♡
3月の半ば、密かに呼び出されテストコースに赴きました。
前にも見たティーダストレッチタイプの幅広車インパネは左ハンドルのティーダそのもの
タコメーターが残量計に置き換えられ,シフトレバーも
暫定型のDIYみたいな球形の削り出し
指針は70%のところを指している。まずはじめに
エアコンの効きをチェック。残量計には変化無し
トリップカウンターを確認してブレーキを離す
クリープはATよりも弱い程度。当たり前のオートマ車と
なんら変わらない印象。
左回りの高速周回路に飛び出し全力加速を試みる。
最大トルクは27kg
という実感はあまりなかった。アイミーヴの時には
ガソリン車とは明らかに違う痛快な加速感が味わえた
のに、車重が推定で1・5トンもあるせいか
18kgm/1100kgのアイミーヴに較べて
エンジンを止めたままのセルシオみたいな印象。
車速に比例してモーターの回転が増速する
ヒューンといった高周波ノイズがかすかに聞き取れるが
耳障りな音ではなく、これを聞きたいが為に
アクセルを踏みつけることになるのかも。
最初の左バンクを40km+で駆け抜け
次の加速と同時に窓を全開に、音量の目立った変化はない
外気温も20℃近くあったのだろうか,寒くはない
窓を閉めて切っておいたオートエアコンをMAXに
32℃の温度設定で10秒と経たず,充分な量の温風が出た。
この季節にしては充分以上の暖房能力。厳冬期はどうか?
それは買ってからのお楽しみ・・・・・・
事前に乗ったティーダ・ラティオの加速感が体に残っていた
せいもあるのか,アイミーヴのときの様な強烈な印象は
なかったのが正直なところ。クルマに疎いオバさんに
新型のガソリン車です、と騙して載せレバ、気づかれ
なかったかも知れないくらい、違和感のないオートマ車。
『the new driver』
http://ev.nissan.co.jp/NEWDRIVERS/
事後のインタビューでは大げさに答えておいたものの
特に特別なクルマではないという点だけは強調出来る。
プレゼンで見せた鷹栖プルービンググラウンドでの
耐寒テストの模様はなかなか見応えのあるもので
ここまでテストされたなら買ってやろうじゃないか
とも思えた・・・・雪道までは再充電が必要だけれども
価格も補助金込みで三百万前後とアナウンスされるらしい
実質的にはアイミーヴと互角。車両寸法と併せて
どちらを選ぶべきか悩むところ。このままなら三菱に
軍配が挙がることだって充分考えられる。あとは供給台数
3900mほどを走破して残量計の針は4%ほど減った
概算するとやはり100kmあたりが標準的な航続距離
箱根駅伝のゴールは正直なところ難しいという答えが
帰って来た。小田原のディーラーで急速重電は必須
軽井沢へも高崎でワンストッップは最低限必要らしい。
ま,御殿場,軽井沢にはレガシィで赴くことに
なるだろうけど・・・・・リーフの価格発表後,
待ってましたとばかりに三菱も値下げを断行
実売価格は286万円に!
おまけにリーフの北米販売価格は二万五千ドル,
ってプリウス並み???(米政府の補助込みで)
ずるいぞ,何か・・・・
写真は本物の発注用紙