2010年03月13日
上越路 唯一の寝台列車
東北新幹線全線開業時に廃止となる可能性が取りざたされていた、「あけぼの」について、JR東日本秋田支社は、列車を当面、存続させる方針を明らかにしました。
先頭車ながらグリーン車でパノラミック展望も楽しめるクロ481系の「雷鳥」も
サンダーバード統合で廃止に?。、
能登とは同じグループのクリームに赤の国鉄特急色485系特急車両もみ納めか
先頭車展望も存亡の危機に!
すれ違う仲間達は懐かしい国鉄型ばかり
見かける車両のほとんどは昭和末期にかけて生産された車両群
車齢は軽く三十年を超える・・・・・・・・・・
敦賀付近までやってきて、ようやく顔を見せるようになった新型車両。北陸線も次第にこのタイプに置き換えがすすむ・・・
急行銀河、富士・はやぶさと例年続いた寝台車の廃止は、
今年金沢方面からの全面撤退に及んで・・・・・
今回のダイヤ改正で姿を消した上野発金沢行き定期夜行列車
特急,急行、寝台、飛行機と深夜バス
金沢直行の便はこれまで意外なほど豊富(でした)
YOUTUBEでシベリア鉄道の車窓旅へ!
http://www.google.ru/intl/ru/landing/transsib/http://www.youtube.com/user/russiatrain9000km以上に及ぶ長旅もついに終着のウラジオストクへ
久々に街中に落書きを見つけ、都会だなあと、感心
見かける日本車もグッと新しいものが増えて来ます。
桟橋に面した駅のホームは終着駅らしさに溢れています。
日本から欧州へは逆方向の旅となるので、興味のある方は
ビデオ持参で是非youtubeにご投稿を!
23時02分、もう乗れない「寝台特急北陸」
最後の特急「北陸」は金沢を目指してホームを離れてゆく
寝台特急「北陸」は二度ともどらぬ、思い出のかなたへ
489系特急車両の(急行能登)
半世紀も前特急こだまとして東海道線に華々しくデビューを飾った初代電車特急の流れを汲むボンネット型と呼ばれるこのタイプも、もう見納め、これで上野発の夜行列車はますます数少なく・・・・・・・・
最後には国鉄当時のツートーンカラーで
元々は特急車両として日本全国を走り回った電車特急
グリーン車、レディースカーに加えて、ロビーカーまで備えた充実の編成
今はこうして急行運用に就いているものの特急型車両の最後として堂々の姿。
定期運行はこれが最後の急行能登。
ダイヤ改正後は休日中心の臨時運転に・・・・・・・・1時過ぎに少し長めに高崎に停車すると早朝まで乗降はできません
が、高崎を出発すると一時間もしないうちに真っ白な雪の世界が待ち受けます。
駅にはいくつか運転停車します。ここからは次第に高度を上げてゆき、いつしか回りは白一色の世界に
雪の水上駅あたりまでは二時間ほどで到着します。ホームにうずたかく雪をかぶった水上駅,夏の登山シーズンには栄華を誇ったかつての人気駅も今はひっそり,静寂に包まれています
上越線もこの時間となると貨物銀座に
上越国境を越えて新潟県にはいると、ひたすら雪に覆いつくされた真っ白な世界
二条の光るレールだけが一瞬、夜行列車の車内灯に照らし出される
闇夜に浮かぶこんな光景も、見納めか・・・・・
国鉄時代、新幹線の開業前は、直流型の特急「とき」が
何本もこのルートを往復しました。
ホクホク線の開業後には新しい特急型車両も姿を見せるようになり
ボンネット型特急車両もこれで見納め。
・・・・上越路をひた走って午前三時頃長岡に到達する
おや?上野方向にバック??
ここまで数キロは信越線との重複区間。長岡より先は新潟、青森方面
なので、運転台は上野方面がそのまま金沢方面に向きます。
上り,下りの北陸、あけぼの、日本海と
寝台客車が行き交う夜行銀座。こだま型「能登」や月光型「きたぐに」も加わり
この時間帯は結構頻繁に夜行が行き交う区間でした。
機関車ならここで付け替え作業、この時間帯金沢方面だけでも
上り、下りの能登、北陸と一挙に四往復、述べ八本が見られなくなる・・・・・・・深夜で減光されており,座席の向きを変える人はいない・・・・・
信越線に入る頃,夏場ならばそろそろ夜が開けようという時刻
真冬の今の季節は日本海も見えず,たまに停車する駅のホームの雪明かりと
並行する国道のヘッドライトだけが光源となる。
直江津駅にはこのあと急行きたぐにもやってくる
急行同士のすれ違いも貴重なシーン・・・・・・
留置線には仕事を終えた209系の雪をかぶった姿も
夏至に向けては日本海の景色も楽しめる筈が・・・・・
東の空が白み始め,北アルプスの威容が姿を見せ始めると金沢到着は間もなく,
能登、金沢駅に到着です
金沢駅には旧友,元急行型も姿を見せる
能登路を行く
北陸色をまとった元急行型車両
これでも旧塗装!これから塗り替え計画中・・・
特急サンダーバードは別として、普通列車には国鉄時代の急行、
特急だった車両が数多く見られます。国鉄気分を味わうなら断然
北陸線!登校時間を過ぎれば2ドア車両でも充分です
窓の外は白い世界ボックスシートを独り占め、
ゆったり時間が流れる朝のひと時・・・・・・・贅沢!
北陸から湖西線を経て大阪に近づいて来ました
東京と違って気動車特急も頻繁に顔を見せるのが
関西の魅力,
ハイデッカーの気動車は北海道以来かも
貴志川線の始発駅、和歌山には
首都圏ではお目にかかれない105系(それも元103系で常磐線も走った1000番代)や、まんま103系(延命工事済み)の元気な姿も見られます。
東京では全滅してしまった車種だけに
古くなっても徹底的に使い倒す、関西の元気な一面を見る思いです。
♪次の〜きたぐに行きで〜♫消えて〜♬ゆくのは朱里エイコだったが大阪と新潟を結ぶ名門の急行,きたぐにには今やこれが唯一の定期運用となる583系月光型が就く
特急としては評価の低かった対面式のボックスシートも急行運用ならば文句はあるまい
編成にはグリーン車も残る他、座席、寝台,双方とも健在だ。
リニューアル工事も済ませ,洗面台も見劣りする訳ではない。上段のB寝台はいまのところ日本一狭い寝台となっている。しかし,廃止された特急富士のリネンが自分でシーツを敷かされたのに較べ,ちゃんとシーツが敷かれてあったのには,東西でサービスに対する姿勢の違いが感じられる。存続の鍵を握っているのは案外こうした細かなポイントだったりするのかも知れない。
さすがに頭上スペースといえる空間は皆無.フロア高さはほぼ乗降用ドア上端に等しい。網棚の上に寝そべったらこんな感じだろうか
荷物スペースのない中段よりはマシか
と思ったが,起き上がれない軍隊式ハンモック並みのスペースでは大人しく横向きに臥せて
いる他になす術がない。でも,とりわけ枕元の小さな覗き窓から覗く夜景は昔からの憧れだったし電動車でも上段まではモーター音も届かず,レールのカントに併せて大きく車体が傾く感じは
飛行機ライクでもあって愉快な乗り心地だ。
客車も含めて3段式の寝台車は今や日本でここだけの設備となった。
空調は社内全体を電気暖房で暖め天井の送風機からの風量をカーテンの穴で開閉するウルトラ原始的な仕組みだけど,これが案外調節が利いて好ましい。夏なら絶対上段だ。吹き出し口は3段左右の六人分にひとつの割合A寝台だと三等分のスペースが二等分になる分,下段(1060mm)並みに広くなる。
今度はこっちに乗ってみようか・・・・・
上段の寝台幅(+200mm)も高さも(上段100cm/下段120cm)余計に確保される
背もたれよりも上のプラス空間がエキストラコストの数千円分か?
大阪行きなら長岡まで新幹線で先回りすれば22時大宮出発でも間に合うし
長野まで高速バスで直江津乗車というお得なコースも不可能ではない
信越線に入る頃,夏場ならばそろそろ夜が開けようという時刻
真冬の今の季節は日本海も見えず,たまに停車する駅のホームの雪明かりと
並行する国道のヘッドライトだけが光源となる。
直江津駅には先に急行のともやってくる