2010年01月15日
JALのジャンボ
日本航空の支援を来週19日に決めることが、
前原国土交通大臣と鳩山総理との会談で
了承されました。
日航の経営再建計画案の中には、2015年
までに、37機あるボーイング747ジャンボ機
全てを退役させる案も含まれています。
写真のジャンボ機は、747-400で日航が
ワンワールドに加盟したのを記念したスペシャル
塗装機の模型です。
1970年にデビューしたジャンボ機は大量輸送時代の
花形機として世界中でもてはやされ、史上最も成功した
旅客機と言われました。
数多くの航空パニック映画にも登場し、旅客機史上
最も有名な機体となりました。
そのジャンボ機も世界経済の低迷と省エネの波に
飲み込まれるように、徐々に第一線からその姿を
消そうとしています。
ボーイング社は次世代のジャンボ機を開発中ですが、
超大型機の将来は決して明るいものではありません。
マンモスのような生涯を辿るのか、それともかつての
華やかさを取り戻すのか、いましばらくその行く末に
注目していきたいと思います。
写真の模型は、日航のグループ企業の「JALUX」が
企画販売しているもので、こうしたものを購入することに
よって、少しでも経営再建に貢献できればとマニアは
思うのです。