2009年11月08日
こんな事もあるでしょう
夕陽に照らされた三菱F-2支援戦闘機
11月3日、私にとっては恒例の年中行事、
「入間基地祭」に行ってきました。
生憎この日は火曜日で勤務のため、勤務終了後、
急ぎ西武池袋線に飛び乗ったのですが、現地の
稲荷山公園に到着したのは午後3時半すぎ、
ホームに降り立ったのは私を含め数人で、
上りホームは帰宅する観客でごったがえしていました。
駅に向かって押し寄せる膨大な数の観客とは逆の
方向に人ごみをかき分けかき分けエプロン入り口に
到着したのはいいのですが、警備隊員に「基地祭は
もう終了しましたので会場には入れません!」と
薄情にも断られ、しかたなく別の入り口から会場へと
向かいました。
するとどうでしょう、まだカメラもセットしていないのに
ブルーインパルスのT-4は無常にも目の前を編隊で
離陸しホームベース目指して青空の彼方へと飛び
去りました。
慌てて一眼デジカメをセットしていると、今度はF-4
ファントムが離陸、これはどうにか一眼におさめることが
出来ました。
さらにP-3C対潜哨戒機が離陸を開始、これは余裕で
一眼におさめることが出来ました。
しかし、太陽はすでに西に傾き、光線が暖色になって
画像もオレンジ色になっています。
掲載した写真はコンパクトデジカメで撮影したものですが、
手前には観客の長いシルエットが写りこんでいます。
やはり航空ショーは午前中から会場に入っていないと
いい写真は撮れません。
特にこの日は、雲一つない青空に恵まれたので例年
午後1時から飛行演技を開始するブルーインパルスの
曲技飛行はさぞや素晴らしいライブ映像となって観客の
目にやき付いたのではないでしょうか。
仕事を取るべきか趣味に走るべきか、悩んだ末に仕事を
優先した(当たり前ですが・・・・)結果がこの写真でした。
近年、「入間航空祭」は入場者数が増加傾向にあるため、
午後の早い段階から観客を退場させる処置が取られて
いるようですが、これも仕方がないこと、趣味はほどほどが
よろしいようで・・・・・・ファントム田中がお伝えしました。