2009年09月18日
私のラジオデイズ87
鳩山新政権がスタートしました。
閣僚人事に続いて委員長ポストや
副大臣も決まり、難問山積の政治の舞台に
躍り出たことになります。
あとは国民と一体となった鳩山劇場がどのように
展開されるのか、メディアは厳しい監視の目を
光らせることになります。
16日の特別国会初日、新人議員たちの
初登院風景を自宅のテレビでのんびりと
見ることが出来ました。
現役時代は、取材するメディア側の人間として
マイク片手に議員たちの間を駆け回っていたのを
懐かしく感じながら・・・・・・
民主党の新人議員143人は、さすがにバスに
よる集団登院ではありませんでした。
メディアの取材にもしっかりと対応していました。
(当たり前ですよね!国会議員なんですから)
国会一番乗りは、民主党の新人三宅雪子議員、
何と!午前8時の開門より5時間も前に
国会正門前に到着しました。
「歴史的な瞬間に一番乗りをして、有権者に
意気込みを見せたかった」と話しています。
三宅議員の祖父(母方の父)は労働大臣などを
務めた石田博英氏、代議士のDNAは立派に
受け継いでいます。
午前8時、普段はめったに開かない正門の
ゲートが開けられると、三宅議員は仲間の新人議員
とともに、議事堂に向かって深々と頭を下げ、
議員生活の第一歩を印しました。
DNAと言えば、小泉純一郎元総理の次男の
小泉進次郎議員も印象に残りました。
メディアの殆どは民主党の新人議員一色でしたが、
小泉議員は別格でした。
記者に抱負を聞かれると、「ぼくら(自民党の新人)
5人が143人分(民主新人)働けばいい。むしろ
チャンスだ」と答えました。
また、国会議員としての目標を問われると「国民から
この人に首相になって欲しいと思われるような
議員を目指す」と答えました。
さらに、今は与党である民主党に関心が移っているが、
自民党の立ち居振る舞いも注目されていると、冷静に
自らが置かれた状況を分析する口調は父親そっくりで、
将来が楽しみな議員の一人ではあります。
今回の新人議員たちの発言は概ね好感をもって
受け止められる内容のものが多く、今後はそうした
自らの言葉で若い人たちに閉塞感を打ち破るような
斬新なメッセージを発信していって欲しいものです。