2009年08月30日
私のラジオデイズ84
第45回衆議院選挙がきょう投開票されます。
「政権選択の日」、「政権選択きょう投票」、
「きょう政権選択」、「政権交代か継続か」、
朝刊各紙に政権選択の文字が躍ります。
今回の選挙に対する関心の高さを物語るように
昨日まで行われた期日前投票には、有権者の
1割に当る1094万人(28日現在)が投票を
行いました。
最終的には1200万人を超えるものと見られて
います。
特に今回の選挙では、若い人たちの関心も
高くなっており、若者たちを中心にネットや
携帯電話を利用したさまざまな取り組みも
行われたようです。
若者=政治に関心がない、とする認識は、
そもそもメディアが作り上げた幻想で、
政治に関心がない若者ばかりを取り上げて
番組作りをした結果、そのようなイメージが
定着してしまったのではないかと思っています。
現職時代、報道の現場で選挙特番の制作を
長い間手掛けてきましたが、テーマは「若者と
選挙」でした。
メディアがFMラジオでリスナーの大半が20代、
30代の若者だったこともありますが、選挙の度に
投票行動を呼び掛ける若者たちの姿を追い続けて
きました。
当時、彼らの姿は他のメディアにはほとんど
取り上げられず、世間にはあまり知られていません
でした。
そうした若者の中からは地方選挙の議員に立候補
して当選する人もいました。
政治は若者の生活にも直結しています。
若者の意見が反映されない選挙はありません。
若者は政治に関心がないのではなく、メディアが
あまり取り上げないので政治に気付いていない
だけだと思います。
前にも申し上げたと思いますが、一人一人の1票は
確かに小さな存在、小さな1票ですが、我々国民に
とっては大切で大きな1票であると思います。
(アポロ11号のアームストロング船長の言葉を引用
しました)
きょう午後8時まで、時間は十分にあります。
あなたも是非、政治に参加してみませんか・・・・・・