2009年04月27日
私のラジオデイズ72
NHKの朝の連続テレビ小説「つばさ」・・・・
いよいよコミュニティーFM局
「ラジオぽてと」が開局します。
FM局の開局といえば、私は2つのFM局の
開局に関わる幸運に恵まれました。
一つは、TOKYO FM(エフエム東京)、
もう一つは、広島エフエム放送です。
TOKYO FMについては、以前、お話し
したことがあると思いますので、今回は、
広島エフエム放送の開局当時の様子を
ご紹介しましょう。
広島エフエム放送が開局したのは、
1982年12月5日、民間FM放送では
全国で9番目の放送局となりました。
この年は私にとって激動の年でした。
先ず、夏場にアメリカ・カリフォルニア州の
コンコード市で行われた「コンコード・
ジャズ・フェスティバル」の取材で現地に
1週間ほど滞在しました。
(この時のお話はいずれご紹介しましょう)
取材を終えて帰国し、上司に帰国報告を
すると、報告を聞くのも程々に上司は固い
表情でこう言いました。
上司 「実は、君に話しておきたい事があるんだ」
私 「何でしょう?」
上司 「ここでは何だから別の部屋に行こう!」
と案内されたのは、何と!泊まり勤務で利用する
仮眠室でした。
(ベッドに腰掛けた2人の姿は想像しないで下さい)
上司 「実は、君も話は聞いていると思うんだけど、
今度、広島にFM局が誕生することになって、
その社員指導のために人を派遣しなければ
ならなくなったんだ。申し訳ないけど、君、
行ってくれないか?」
私 「はっ?行くっていつからですか?」
上司 「10月から・・・・」
私 「10月って、すぐじゃないですか。取材の整理も
しなくちゃならないですし、番組での
リポートもあるので、難しいと思うんですが・・・」
とは言ったものの、すでに既定方針として決まって
いることだろし、ここで断っては上司の立場も私の
立場もなくなると思い、即決をしました。
私 「分かりました。行くことにします。で、いつまで
ですか?」
上司 「来年の3月までの半年間なんだけど・・・」
私 「そうですか!長いですがしょうがないですよね」
上司 「・・・・・・」
と言うことで、今回は触りの前段になってしまいましたが、
この続きはまた次回といたしましょう。