2009年01月12日
買っちゃいました!
いま話題沸騰のミュージックDVD
「レス・ポールの伝説」
「彼は俺たちに最高のオモチャを与えてくれた」
とはキース・リチャーズの言葉です。
彼がしてくれたものが無ければ、現代の音楽産業の
復興はなかったと言われるエレクトリックギターの
産みの親、レス・ポール。
彼はミュージシャンとしてだけではなく、
ソリッドボディのエレキギターの原型を制作した
発明家として、また、今では当たり前となっている
多重録音を自ら開発した録音機材で初めて
行った先駆者としても知られています。
詳しくはネットでご覧頂くとして、1940年代から
50年代にかけて、ラジオから聴こえてくる
レス・ポールと奥さんのメリー・フォードとの
デュエットは、とてもこの世のものとは思えない
まさに天空のハーモニーとも言えるもので
目の覚めるような新鮮さを感じました。
特に好きだったのは、「世界は日の出を待っている」
でした。
この曲を「紅白」の後、大晦日の深夜に聴くのが
当時の「お約束」でした。
後に送り手となって、深夜番組を担当したら
絶対、この曲をかけようと思っていて、実際、
かけました(笑)
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」、「バイヤ・コン・ディオス」
「モッキンバード・ヒル」・・・・・・
レス・ポールはこうした名曲の数々を自宅の居間や
キッチン、ガレージなどで録音し、訪問客で録音が
中断されることもしばしばだったと言うことです。
(DVDの中でメリー・フォードが明かしています)
それにしても御歳93歳になっても、矍鑠としている
レス・ポール、今でもニューヨークのジャズクラブで
毎週月曜日にライブを行っている姿をテレビの前で
拝見できる幸せをつくづく感じるのであります。