2008年07月03日
145ドル/バレル突破(NY原油)
※国際指標となるテキサス産軽質油の8月渡し価格が
通常取引前の時間外で一時1バレル=145・85ドルに!史上最高値を更新しました。
一方,我が家の次のクルマは水素を燃料にした燃料電池車ですから・・・・・・こんな自慢をするハリウッドのセレブが増えそうです。
ホンダが量産を開始した燃料電池専用車。(写真は試作車)
日本市場向けにも発表されました。
ハリウッドの映画関係者からオーダーも入っているとか
何よりもこのクルマで注目すべきはそのデザイン
大きな背の高いエンジンを積む必要がないので,理想のプロポーションを描く事が出来ます。
ガソリンエンジンを積んだプリウスと違い、
街中にある酸素とお金で買った水素から電気を作り
(理科の実験:電気分解と逆の反応です)
これを内蔵の電池に充電しながら走ります。
これも、ある種のハイブリッド。
水素がカラになっても電池の残量が有れば
多少は走れますし、充電してなくても
水素を補充すればドライブ再開可能です。
でも,たったひとつ致命的な問題が有ります。
何屋さんで水素を買って来るか?
液体になるまで冷やして(スペースシャトルがこれです)
お出かけの直前に注入するか
水素(気体)を圧縮して高圧タンクに貯めておくか
アルコール系の液体から水素だけ取り出す方法にするか
ブラジルみたいにメタノール燃料が普及している地域なら
流通、販売を考えると最後の案が最も実用的だと思います
圧縮したナマの水素は補充するにしても
保管するにしても大変な危険をはらみます。(ホンダはこれ)
そして燃料代,今の生産規模で圧縮水素を手に入れる為には
石油系燃料の少なくとも数倍はコストが掛かります。
すでにYAMAHAが路上試験中の燃料電池バイクの場合
3リッター少々のアルコール系燃料で120kmは
走ります。このケースも,単価をガソリンより
何割か安くしないと本格的な普及は望めません。
世界初の量産といっても三年で200台。欲しくても
ご近所に高圧水素ステーションが無いと・・・・
リース代金は年間あたり軽自動車一台より安いくらいです。
1年だけでも乗ってみたい・・・・
とは思いませんか?