2007年07月15日
連休が台無しに!
台風4号が通過中の都心の空です。
【15日正午頃】
7月の台風としては観測史上最強となった台風4号。
午後1時現在、三宅島の西の海上を40キロの
スピードで東に進んでいて、今夜には関東地方の
東の海上に抜ける見込みです。
東京タワーのテッペンも雲に突き刺さっています。
台風と言えば、私の子供の頃は大きな台風が
日本列島を襲いました。
枕崎台風や室戸台風、伊勢湾台風などが大災害を
引き起こしました。
キティー台風やキャサリン台風なんてのもありました。
戦後しばらくは、アメリカ軍が台風情報を収集しており、
あちらさんの習慣に従ったものです。
当時の台風観測は、米軍の観測部隊が旅客機の
ロッキード・コンステレーションを改造した特殊観測機で
台風の目の中に決死の覚悟で突入し、
観測機器を投下してデータを収集していました。
気象衛星がこれに取って代わるまで、この危険な業務は
行なわれていました。
(行方不明になった観測機も何機かあったと言われています)
当時の記録映画を見たことがありますが、空の男たちの
勇気が日本国民を台風災害から救っていたのです。
台風4号が日本列島に大きな爪あとを残さないことを
祈るばかりです。