2007年04月02日
さくら@めぐろがわ
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ゆく川の流れは
絶えずして、
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたる
ためしなし。
世の中にある人とすみかと、
またかくのごとし。
(方丈記)
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桜の花びらは
流れる川に はらはらと舞い降り
よどみにたまり
いつしか 流されていく。
せわしない車道を背に ぼんやり眺め
時も静かに流れていました。
目黒川の桜は もう散りかけていました。
ここの桜は毎年見に来ています。
スケジュールと天気の組み合わせが悪くて
なかなかゆっくりお花見はできていませんが、
通り道で、ちょっと桜にみとれました。
ほんとうに
「さまざまの事 思い出す 桜かな 」(松尾芭蕉)です。