2006年11月20日

A380日本初お目見え

世界最大の超大型旅客機A380が成田空港に
飛来しました。
滑走路近くの撮影ポイントには多くの航空ファンが
詰め掛け、A380がその巨大な姿を現すと一斉に
シャッターを押す姿が見られた、ということです。
残念ながらきのうはニュースデスクの仕事で取材が
出来ず写真がないので、イラストでの投稿です。
今度は少しディテールアップしたかな?

airbus1.JPG

今回の飛来は、「技術路線実証飛行」の一環として
行なわれたもので、空港では機体のメンテナンス方式や、
空港設備の適合性などがチェックされました。
通常の営業運航と同じ状況下で空港の運用が問題なく
行なわれるかどうかを実証しました。

A380は現在5機が開発用として初飛行していますが、
量産1号機のシンガポール航空への引渡しは、
予定より1年半ほど遅れて来年の10月になりそうです。
遅れの原因は、電気配線の複雑化による生産工程の
遅れによるもので、エアバス社としては初めての
超大型機の開発だけに産みの苦しみを味わっている
ようです。

エアバスの旅客機開発はA300に始まり、A310、A320、
A330、A340と順調に行なわれてきましたが、
その最大の特徴は、操縦システムや胴体構造を
ほとんど同じにして大幅な開発費用のコストダウンを
実現したことです。
この結果、パイロットの訓練課程を大幅に簡略化でき、
運航する航空会社にとっても訓練費用を削減できる
ことで大歓迎され、去年までの5年間、販売機数で
ボーイング社を上回りました。

ただし、A380に関しては、運航コストを低く押さえることが
出来る双発の大型旅客機に対する需要が高まっており、
現在159機の受注に留まっています。
今後、旅客需要の大幅な伸びが期待できる中国やインドが
どの程度まで継続発注を行なうかが注目されます。
そして、日本航空と全日空が発注に踏み切るのか
どうかも注目です。

| 10:57 | コメント(0) | カテゴリー:田中穂蓄

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