2023年01月25日

leopard 2

ドイツのメディアが一斉に報じたところでは、ドイツ製の戦車レオパルド2がウクライナに供与されると決定

アメリカが主力戦車エイブラムスを供与するならば、と条件付きだったドイツ側でしたが、そのアメリカンもどうやらエイブラムス供与を合意した模様。
ポーランドや北欧に配備されているleopardの供与にもドイツの承認が必要なため、ゴーサインが出てからの反応は早いでしょう。

第二次世界大戦以降で旧ソ連とアメリカの戦車が対峙するとなれば、湾岸戦争で先例が無ければおそらく初めてのケース.ドイツとアメリカの戦車が共闘を組むのも同様。

これまでの戦闘では両軍共にソ連製戦車T-72等がベースのいわば同士討ち、ウクライナ製のものも基本設計は旧ソ連の流れでした。

そこに米独の新鋭主力戦車が投入されるのですから、戦況を大きく変える可能性が出てきます。

ロシア側はこれにどう応じるのか?
製造国に対してもなんらかのアクションを起こすことは想像に難くなく、紛争の火の粉が飛び火しないか心配になります。

ロシアがこれという対応策もなく攻められるままに、早期の停戦交渉を呼びかける、
が西側の望むシナリオでしょうがロシアの動きが予測できません。
あるいは独米を巻き込んだ戦線拡大というフェーズに持ち込まれるのを懸念する向きも。

供与されたレオパルドに順応訓練を終えた兵士が乗り込むのは日本で桜の咲く頃か?
戦局の変化、ロシアの対応がとても気になるところです。

今日のジャムザ・ワールドでも7時台で少し触れています。ぜひお聞きください

| 11:59 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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