2023年01月05日

国内新車販売が 1977年来の低調

今日の夕方には昨年統計まとめをめぐるニュースが相次ぎ飛び込んできました
2022年の北米市場では国内メーカーが軒並み販売ダウン。コレはコロナよりも半導体不足に起因するもの
また、かつての巨人GMがトヨタを追い抜いた!という昔ならニュースにもならない案件が報じられました。

一方で国内新車販売台数は前年比5・6%減の420万1321台で、1977年以来、45年ぶりの低水準となったそうな。
世界的な半導体不足や、新型コロナの影響云々は仕方ないとして、じゃあ1977年のセールス状況はどうだったのか?

当時は世界最強と言われた53年排気ガス規制の陰で不振に喘いでいたのが軽乗用車、水冷化4ストローク化、排気量増大でコストもアップし、石油危機由来のインフレも手伝って主な車種の価格は60万円台に及んでいます。
今のような百万台を売り上げる黄金時代は語り草。アルト47万円の出現までは地味な存在に終始しました。
つまり、軽だけで4割を超えるシェアを誇る現在とは市場の構成も全く違った状況に置かれ、メーカーもエンジン開発に傾注しなければならない逆境下だったことを考えると、あの厳しい時代がまたやってきたのか!という思いは拭えません。
もちろん電動化だの温暖化ガスだのといった単語はまだ見受けられませんが、厳しい環境下だったことは意外な共通点・・・・

もっとも翌年(1978)にはサバンナRXー7や二代目フェアレディZ、セリカXXという魅力的なニューカマーが現れます。
そして空前のスーパーカーブームの到来。所有もインフレも無縁な子供たちの夢は大きく背を伸ばしていったのです。
この年にはあのピンクレディーもデビュー。ビデオのない時代の子供達は歌番組をザッピングしては繰り返しオンエアされるミーちゃんとケイちゃんの振り付けを目に焼き付けたものでした。

果たして2023年の年末を飾る歌謡大賞のえいかんに輝く楽曲は??・・・・

| 19:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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