2022年12月19日

始まりを告げるメロディ

授業の初めや終わりを告げるチャイムの音
全国どこでもお馴染みのロンドン・ビッグベンの鐘の旋律・・・E〜C〜D〜G〜♫・・・・これ、意外と新しいものだとわかりました。
しかも発祥の地がわかっており、なんと我が母校だったのでした。
昭和31年、大田区立大森第4中学の国語教師が自作したチャイムがそれで、旋律はウェストミンスター寺院の時を告げる「ウェストミンスターの鐘」byグレートベルゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの旋律・・・・

これが全国に広まる形であのメロディーが日本中の子どもたちの耳に染み付いていった・・・・のだそうな
参考までに我が母校の都立高校のチャイムは自前のオリジナル・メロディでやはり音楽教諭の作曲したオリジナル曲だとか・・・・・

さて、学校を出てから暫くして再びビッグベンの鐘の旋律を耳にする機会が巡ってきました。
と言ってもロンドンまで聴きに赴いたわけではありません。

共同通信社が何か速報で伝えるべき事案が起きた時に鳴らすチャイム。
実は、これにはいくつかのランク=バリエーションがあって通常は普通のシグナル音。
これが数年に一度あるかどうかの重要な案件ともなると通常の警告音とは違う音が鳴らされます。
その一つが、まさにビッグベンのあの旋律で、これまでにも数回しか聞いたことはありません。
学校のチャイムのそれよりもいくぶん早めのテンポでそのメロディーが鳴り出すと、何が起きたのか!と身構えてしまいます。

最近ではとみにこの出番が増えてきたような気も無いではありませんが、出来ることならばウクライナとロシアが全面停戦に合意、と言う様な案件で鳴らして欲しいものです。

| 18:17 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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