2020年04月23日

earthday50

80年代の初めころ、4月の今の季節にはまだまだ北東北の主なスキー場は網張国設も雫石も安比高原だって、営業していてあたりまえだった。さすがに雪質はザラメのベトベトで初心者のボーゲンには不向きだったけれど・・・・

90年代初めにこの時期、スキー板を車に載せて同じエリアを目指したところが、雪の片鱗すら見いだせず飲み会だけ参加して帰ってきたことがあった。12月の北海道まで遠征して空振りだったことさえも・・・

地球温暖化が日本でも注目され始めたのは平成もかなり経ってから。1970年のアースデイ設定当時にはまだまだ高度成長期の真っただ中、とはいえこれに付随する公害問題は山の様に存在した。四日市ぜんそくにPCB(ポリ塩化ビフェニール)汚染問題、そして新宿・牛込柳町に端を発した鉛公害(四鉛化エチルを含むガソリン)問題。温暖化よりも公害物質そのものの方が遥かに問題視されていた。
温暖化より前に注目されたのはフロンガスによるオゾン層の破壊、これが温暖化の端緒となったような形で90年代にようやく二酸化炭素の排出量が真剣に考えられるようになった・・・・アースデイ始まって30年も経ってからのこと

2020年のいま、期せずして石油の消費量は急減少し、経済環境は1930年代に比肩しうる大きな影響を受けている。果たして経済は元のサイクルへと戻っていくのか?それとも地球環境と新たな折り合いを付けて新たなバランス点で均衡するのだろうか?

もうスグやってくる大型連休が明ける頃、明るい兆しは見えているだろうか?

| 09:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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