2019年07月26日

映画/apollo11

デジタル処理され、昨日撮って来たばかりのようなカラーフィルムにはケープカナベラル基地39B発射台へとゆっくり運ばれるサターンⅤ型ロケットの重量感溢れる姿が・・・・
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公開中の実録映画アポロ11完全版には打ち上げ前日から月着陸、帰還までの様々な場面を収めたフィルムがてんこ盛り。その時の時速や秒読みのカウンタ―も表示されて,いやがうえにも臨場感を増しています。

司令船から切り離され、高度40,000フィートから降下を始める月着陸船のコクピットから眺めた月面の動画、1,000フィートあたり迄急速に降下した後、あっという間に50フィート、そのスピード感はかなりのものです。

偉業を成し遂げ最後に大気圏に再突入の瞬間、通信が途絶えて司令船の窓の外をオレンジ色の焔が包みます。程なくして向こうに青い空が見え始めパラシュート展開。なかなか目にすることのない大気圏突入のシーンも貴重です。宇宙ってこんなに近かったのかと思わせます。

3人のクルーを相手に交信するチームだけでもホワイト、ブラック、レッド、イエロー交代で何十人ものスタッフが安全を確認、データを解析しながら安全なフライトを支えます。開発、製造スタッフも含めれば何万という人員が努力した結果のサクセス。結果はわかっていてもやはりあの頃のワクワクドキドキが蘇ってきます。50年前を知る人も知らない人も、人類はこんな冒険を10年足らずで達成したんだという事実を知っておいて欲しいものです。

| 22:15 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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