2017年10月04日

掘り出し物の一冊

メルセデスベンツといえば昔は開業医の玄関先に停まっている縦目の300や220が相場でした。高級車の筆頭に挙げられるベンツですが戦前のドイツではもう1つの顔を持っていました・・・・

 格安で手に入れたメルセデス・レーシングカーの本。近年はF1での活躍でもおなじみになりましたが、実は長い空白の時代がありました。
その空白時代までの栄光の時代を綴ったのがこの本。名作300SL・300SLRに至るまでの歴代グランプリカーが登場します。時代はF1の黎明期、フェラーリがまだまだ産声を上げたばかりでした。シルバーアローと呼ばれるレーシングカラーはいかにして生まれたか、今日につながる高性能化技術の数々、メルセデスってこんなメーカーだったんだ!と目を見張る項目がいくつもあります。

ルマンで起きた悲劇的な事故のあとはメルセデスのクルマ作りも一変したように思います。80年代の190シリーズの大ヒット以降、日本でも親しみやすいブランドとして認知されてきた感のある「ベンツ」そのルーツに改めて触れたのが、この一冊でした
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| 19:54 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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