2015年05月12日

公開11日目の11日に観客動員100万人を突破

 どうせ結末は判ってるストーリーだけど有村架純ちゃんが二時間拝めたらそれだけで良いや!と思って観に行った映画「ビリギャル」でしたが・・・・

 序盤では有村さんのコロコロ替わるギャルファッションにも満足しましたが、それ以上に昨年来のベストセラーだけあってストーリーは波乱万丈、まさに映画みたいな話ですが実話です。そしてクライマックスはもちろん合格発表!予想外の展開と巧みな演出で迂闊にも涙腺を刺激されてしまったのは自分でも驚きでした・・・・
 もともとは私立女子一貫校の付属高校生だったとはいえ、一年半で偏差値を70までアップさせ、現役で慶應に合格した底辺のビリ。この奇跡はカノジョ一人の力だけではなく、指導した坪田講師の力量に頼る部分も大きいものがあるようです。


※石川恋(いしかわ・れん)=原作の単行本:「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の表紙モデルのコ

 
 それにしても、軽はずみな思いつきで口にした志望校なのに、どうしてあそこまで勉強に集中できたのか?もちろん、寝る間を惜しんで学習ドリルに明け暮れ、カラオケに誘われても先生に言われた課題は必ずやり遂げてくるという忠実な仕事ぶりはなかなかまねの出来ないものだと思います。そして何より、東西南北も聖徳太子もstrongの和訳も知らなかったカノジョが猛勉強のスケジュールをこなし,約束どおりのタスクを完遂させると見抜いた坪田講師の洞察力。そのいずれもが揃わなかったら映画のような奇跡は起きなかった・・・・いや、このふたりだったからこその当然の結果だったのかもしれません。
 本人曰く、勉強したらいろんなことがわかってきて勉強することが楽しくなった。もっと、勉強して賢くなりたいと思うようになった・・・・それを最初から見抜いていた坪田講師も、博打なんかではなく、独自の理論に基づいた指導法に則った裏づけのある方法に従っていたことを知りました。

 実際に偏差値70なんて数字を取った人間は一度しか見たことがありませんが、ちゃんと存在はするんです。それを可能にすることは容易ではありません。運もあるかもしれません。でも、そこに向かって挑むプロセス、達成したときの幸福感を夢に見ながらすごす時間も、なんだか楽しそうで羨ましくも思えます。

| 21:52 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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