2014年09月21日

最新英国車が勢揃い

 スコットランドの分離独立で危うく崩壊の危機にあった大英帝国、しかし自動車産業となると話は別。とっくの昔に、英国資本の大手自動車メーカーは残らず海外に売却されてしまいました。ドイツ資本のロールス、ベントレー、インド資本のジャガー、ランドローバー、それにロータスはマレーシア資本のプロトンがお買い上げ・・・そんな、完売御礼の英国車メーカーですが、生産と設計の一部は相変わらず英国内で行われ、英国流儀をしっかり受け継いでいます。

 ロータスをはじめ、アストン・マーティン、ジャガー、ベントレー、RR、マクラーレンなど、英国の各ブランドの名車、最新の高級車が30台、20日・21日に、東京ミッドタウンで開催される「英国車フェア 2014」に出展されていますIMGP9079.jpg

 MG、トライアンフ、オースチン、ウーズレイ、モーリスと言った老舗のブランドは絶滅。庶民向けの大衆車から、一部セレブ向けの超高級車までよりどりみどりだった英国車でしたが、大きく様変わりしてしまいました。今回はどれも◯◯◯◯万円もするので、試乗どころかドアを開けて、座るだけでも気がひけてしまうクルマばかりでちょっと寂しくも感じますが・・・・
 サ〜て、ちょっと気を取り直してさっそく品定めです。とりあえず一番小さなロータスから。初期には庶民的なクルマ作りが得意だったロータスですが、いまはミッドシップ・エンジンの高性能スポーツカーばかり、あのロータスヨーロッパの遠い子孫たちと言うことになります。IMGP9130.jpg
現代のロータスの特徴はドアを開けても高くそびえたつサイドフレームの存在。左足とお尻を滑り込ませ、右足を室内に引き込むのはひと苦労。ミニスカ女子には一番の難関であります。だから、優しい男性はいったん屋根を外してから左手を支えてあげて助手席に案内して差し上げること。おっきなお兄さんには、はっきり言ってこのクルマは苦痛です。でも、その軽い車体、低い車高は魅力的で、買えるお金とかわいい妹がいたら思い切ってプレゼントしちゃうのもオシャレかもしれません。

 他に、お手ごろな車は無いのか?◯◯◯万円はしますがローバーの最新版、イヴォーグはいかがでしょう?アタマに¥2とか¥3がつくベンなんとかや、ロー何とかに比べれば安い買い物です。◯が3つですから・・・・でも、となりの車線にミュルサンヌなんかが並ぼうものならやっぱり道を譲っちゃうでしょうね・・・・・メタリックの鮮やかな車体色と、乗り降りし易い高い車高はたとえルーフが水垢で汚れていたってどうせ見えやしないから、安心です。目線も高く、大抵の超高級車は上から目線で見下ろせますから・・・・・♡
 IMGP9133.jpg

| 02:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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