2013年11月23日

東京モーターショー

 近年のモーターショーで目覚ましい発展ぶりを見せているもののひとつに電気自動車があります.前回の東京では,既に国産の市販車も登場済みでしたが、今回は海外からも相次いで参入.注目はやはりドイツ勢でしょうか。とりわけつばぜり合いを演じそうなのがVWとBMWの両雄。BMWはi3を発表済みで,その未来感あふれるデザインはこれまでのBMWには見られないトレンドを感じさせます。Dsc01882
車体もCFRPを大判振る舞いするなど,現実離れ感たっぷりですが,今買える未来のクルマと云う意義は大きい様です。

 一方のフォルクスワーゲンはeゴルフ/e−UPで対抗.充電8時間で100マイル以上走り最高速度は140km/h.モーターのトルクは27km/m前後で,これは日産リーフととても良く似た数値です.リチウムイオン電池を使う以上,搭載量の如何でこれらの性能も否応なく決まってしまうので、当然と云えば当然ですが,外観はあくまでも今までのガソリン・ゴルフそのまんま。エンジンフードを開けても,ガソリン車と見間違えてしまいそうです。知らん顔してガソリンスタンドに入店したときの店員の困惑した顔が浮かんで来そうですね。Dsc01850_2
電気パワーを感じさせない行き方は、BMWと好対照を見せています。
 じゃあ、自動車界の学級委員長、メルセデスはどうなんだ?

既に発表済みのスマートEVだけ!
      ?だけ?
隠し球があるのか、まだ100%電気に航続距離で不審を抱いているのか.トヨタと同様このカテゴリーにどう加わって来るか?不気味な沈黙にも思えます・・・・・そんなことよりも・・・

 フォルクスワーゲンがカブリオモデルに着手したのはもう60年以上も前。その最新型があまりにオシャレなのでとっても気になります。ホワイトリボンタイアに見えるのは幅広のクロームリムのせい。カラーもセンターキャップも泣かせる演出です。キャロラインと聞いて洋子と連想するオヤジ世代にしか判らないだろうなあ・・・・

| 16:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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