2016年04月03日

確かこの色

 小学生の頃でした、青ガエルこと東急5000系やステンレス7000系で東横線・多摩川鉄橋を渡ると、東側から目蒲線(現・多摩川線)の線路が近づいてきます。今と変わらぬ3両編成の電車は今と違ってツートーンカラー、紺とオレンジっぽい黄色の配色でした。・・という話をしても覚えているという人には滅多に会わなくなったものです。
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 1970年代には緑一色に統一、車両は相変わらず戦争前後に落成した、吊り掛け式モーターを使った非冷房の旧型3000系車両ばかりでした。この車両も平成のはじめには全てステンレスカーに置き換えられ、緑の目蒲線車両はいなくなりました。(現7000系・1700系はステンレス車に一部緑の着色帯)

 駅の名前も多摩川園前だったと記憶しています。駅前には小さい昔ながらの遊園地があって、線路脇にはコーヒーカップがあったのをはっきり覚えています。駅名はのちに改称され、昭和52年には多摩川園駅に。その後、現在の駅名に変化していますが、この名前は開業当初の最初の駅名なんだとか・・・・・さすがにまだ生まれる前ですが、駅前に併設の遊園地も久しく見なくなりました。
 旧い緑の目蒲線で高校まで通った3年間、冷房なんてなくて当たり前、窓は二段式か三段式で床は木製。旧い南武線や鶴見線にも見られた旧型国電を髣髴させるクラシックな車両で、東京を離れた後も昭和の終りまで走り続けた老兵です。現在は青森の私鉄に譲渡され保存されている同型車両があるだけで、走るべき路線は廃止となってしまいました。
 最近、復刻版のカラーを纏った特別編成をよく目にしますが、概して廃車目前だったり、譲渡されてしまったり・・・・・・・・・他の東急1000系がLED前照灯に交換されたのに1017F編成は旧いヘッドライトのままで、今後がちょっと心配ではあります。

| 02:48 | カテゴリー:吉田雅彦


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