2016年04月16日
代々木公園には
代々木公園のあるベンチには隠れた機能が内蔵されています。坐る部分を取り外すと、内側は何と釜戸にはや変わり。薪と種火さえあれば、暖も取れるし食事も出来る。実はれっきとした防災グッズの一部なのです。
昨年の防災キャンプでの一日限りの光景・・・・・代々木公園に並んだ「ゲル」のようなテント群、普段はキャンプの許可されない公園内のちょっとストレンジャーな光景です。
渋谷区が備蓄しているアルファ米。今回特別に味わうことが出来ましたが、問題はそれをどうやって調理するか、そしてお味はいかがなものなのか? ・・・何とダンボールの空き箱にビニールをしいてアルファ米にお湯を注ぐだけ!
20分も待てば炊き立てのご飯と遜色ない、温かいご飯の出来上がりです。たとえおかずがなくっても味付け済みなので、バクバクいけちゃいます。私も二杯目御代わり完食。更にプロ・シェフによる缶詰のコンビネーションは明日にでも再現できそうな材料ばかりなのに何でこんなに美味しく出来るの?というメニュー
非常食=我慢食というイメージを完璧に吹っ飛ばしてくれました。
代々木公園にはほかにも秘密装備があって、非常時に飲料水を供給できる巨大な貯水池を持っています。
2015年11月の渋谷キャンプでテントを提供してくれた、LOGOS社製のモデル= ナバホTepee は一本のポールでテントもタープも支えるシンプルな構造。ちょっと見はモンゴル遊牧民の伝統的な移動用住居「ゲル」にも似て、見ているだけで何だか遊牧民を気取ってみたくなってきます。
確かにテントの中央に一本ポールが立ちはだかっているのは邪魔ですが、一人で大の字になりたい時以外は問題ないし、ランタンを吊るすには好都合。換気用のベントも頂上に配置できるので理想的です。
設営は ①最初に地面に六本のペグを打ち込み
②テント内側からタープもろともポールを立ち上げる。
③タープを固定用のペグをさらに6本打ち込み・・・・・・これで出来上がりです。
タープとポールだけでも自立できるのでビーチのちょっとした休憩スペースや雨の日の緊急避難用にもすぐ設営できて超便利。