2016年03月25日
いよいよ明日ですが
新幹線開業目前にニュースでも度々取り上げられた寝台列車カシオペアの最終運行。最後といっても時刻表に載らないカシオペアはまだ、走る可能性を残してはいますが・・・・・本当に最後になっちゃった列車は、実は夜行急行はまなす、青函トンネルをくぐり青森と札幌間を結ぶお得な夜行列車で乗車券のほかには急行券:1,260円+指定席券:510円only也!正真正銘、日本で最後のブルートレイン車両を使った夜行列車となってしまいました。
昼間の特急電車「スーパー白鳥」もまた然り。青森函館間を結んだ在来線特急電車でしたが、専用車両の交流特急電車789系車両とともに玉砕です。こちらはまだまだ「使える」車両だっただけに、第二の人生で活躍できるよう祈ってやみません。21日出発の運転をもって終焉となったはまなす、白鳥の各列車ですが新幹線開業までの数日間はどうしてるの?というと、この期間、列車は走っていません。新幹線運用のための準備が進められるためで、あらかじめ予定されていたプログラムです.JRのお知らせを見ると、この期間は青函フェリーや航空機を利用してくださいとのこと。在来線に乗って津軽海峡超えは一応、過去のものとなりました。
26日からこのトンネルを走るのは新幹線車両のほかには同じ2万5千ボルト電圧を受けて在来線レールを走れる新型電気機関車の二種類だけ。貨物列車用に開発されたこの機関車をカシオペアにも貸してもらおうという目論見です。普通列車がトンネルを行き来することはなく、旅客の移動は基本的に新幹線のみになり、青函トンネルの役割も大きな節目を迎えることになります。