2015年09月12日
日本への生産移管
中国への生産移管、と云う言葉はモウずいぶんと使い古されましたが、日本への生産移管の動きがでて来ました。実は50cc原付バイクのほとんどはいまや海外生産.中国製スーパーカブに台湾製YAMAHAビーノ。インドネシアやベトナムからも沢山の二輪車が輸入されていました。
しかし、今度は違います.くまモンとコラボしたモンキーを生産しているHONDAの熊本製作所、もうすぐ発表の新型ジョルノに続きダンクやタクトと言った人気車種も順次国内生産に移管するとか。
理由について会社側ははっきりとはアナウンスしていませんが昨今のチャイナショックも少なからず影響しているはず.円安、元高の傾向がはっきりすればいち早く手を打つことは為替差損を防ぐ上からも重要です。日産、三菱.トヨタと言った大手が大衆車や商用車を相次いで近隣アジア製に移管したのはツイ数年前の超がつく円高時代.何社かは日本への生産移管を検討している様です。
リーマンショックあたりから鮮明になった海外移管、これを機に国内生産が活況になれば、日本経済も新たな局面を迎えられるかも知れません.まずはホンダの決断に拍手を贈りたいと思います。
アイドリングストップ付きの今度のタクト、購買欲をそそられます。
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| カテゴリー:吉田雅彦