2015年09月20日
自衛隊装備を考える
日米安保同盟の行方はこの先どうなってゆくのか、今までとは大きく方向を変えてゆくことになりそうですが、ずいぶん昔から変らない日米関係として人気なのが横田基地の日米友好祭。広大な滑走路・誘導路のコンクリート舗装の逃げ場のない土地。大型機の翼の下はあっという間に避暑スペースと化します。
広大な駐機場に展示・公開されるのは最新鋭の軍用機.自衛隊機も併せて航空ファンには垂涎モノのイベントですが・・・
一見するとボーイング737に良く似た機影,実は潜水艦哨戒機P3Cの後継機、P8です。自衛隊機としては純国産のP1採用が決まっています。もしも割高なP8が採用されていたら予算額はべらぼうに・・・
攻撃・戦闘機、輸送機、偵察機、空中給油機とあって,唯一つ見当たらない機種が「爆撃機」です。専守防衛の日本の戦力には大量破壊を目的とした大型爆撃機は必要もなく、配備も有りません。それを意識してか横田の一般公開で爆撃機にはお目にかかった記憶がありません。それに、展示される軍用機のほとんどはアメリカ製。国産化された技術もありますが,これからも高い買い物を強いられてゆくのでしょうか?
自衛隊初の爆撃機登場・・・・なんてニュースは聴きたくないものですが,航空装備の全国産化なら双手を上げて賛成したいところです。
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| カテゴリー:吉田雅彦