2013年02月03日
CP+2013
パシフィコ横浜で開催されているカメラショー
「PC+2013」に行って来ました。(本日まで)
会場には昨今のカメラ女子ブームを反映してか、
女性の入場者が目立ち、各カメラメーカーも
女性をターゲットにしたと思われる新製品のPRに
懸命でした。
今年は主要メーカーの新製品では特に目立ったものは
ありませんでしたが、海外製品ではスウェーデンの
カメラメーカー・ハッセルブラッドが新しいミラーレスの
レンズ交換式カメラを発表し注目を集めました。(写真)
ハッセルブラッドというと、宇宙開発にも用いられた
中判カメラの500系が有名ですが、今回発表された
「Lunar=ルナ」と名付けられたカメラは、2430万画素の
APS-Cセンサーを搭載したソニーのNEX-7の特徴を
受け継いだカメラとなっています。
レンズマウントもソニーのEマウント機をベースにしており
ソニーの影響を色濃く反映した新製品となっています。
注目すべきは何と言ってもそのデザインです。
カメラ、というよりカメラ機能を搭載した工芸品とも言うべき
もので、電源のインジケーターには、何と!ルビーが使われて
います。
グリップも1台1台手作りのもので、美しい木目を活かした
木製グリップや、フェラーリのハンドルに使用されている
素材を使ったグリップなど贅沢な作りとなっています。
気になるお値段ですが、5000ユーロ、日本円にして約
50万円前後ということです。
会場には、こんなコーナーも・・・・・・
三脚メーカー・マンフロットのコーナーでは、ガンマンに
見立てたカメラマンを画面に映し出し、新製品のカメラバッグ
からいかに早くカメラを取り出してシャッターを切れるかを
競う何ともユニークなアトラクションを行っていました。
ガンマンならぬ画面のカメラマンより早くシャッターを切れば
画面の下にあるカメラバッグがもらえるとあって、大人気の
コーナーになっていました。
内心、挑戦したい気持ちでいっぱいだったのですが、バッグ
よりも反射的に腰から手を出しそうなのでやめました(笑)
はじめにも触れましたが、各メーカーとも女性を意識した
商品開発が目立った今年のCP+でしたが、フィルムカメラ
全盛時代のカメラショーに比べ、熱いワクワク感が最近
感じられないのはやはり年のせいでしょうか。