2008年11月10日
TOKYOMOTORWEEK
TOKYOMOTORWEEKで展示された各社の精鋭オイルショックの頃から隔年開催となってしまった東京モーターショウの代わりにといっては余りに小規模ですが、
スバルが持ち込んだ一台はレガシイのミニバン版、エクシーガ
ステーションワゴン風でありながらミニバン風の車内空間を確保しています。
位置づけとしてはスバル版オデッセイなんでしょうが,CFでは走りの良さを
アピールしていますね。
何もかも大変身を遂げてレガシーらしさを失った新型モデルに較べたら
こちらのほうが新型レガシーの血統に近いモノが感じられます。
現行車のオーナーならどちらを後継車に選ぶのか?
大きなグラスルーフから見上げる空はオープンカーの開放感を味わえます。
加えて
スバル(富士重工)は、2008年をもってWRCラリー活動から撤退を決定スバルといえばインプレッサの車名にWRXの文字を加えるくらい
ランサーと並んでラリーで強いイメージを維持して来たのに
もう、WRXモデルは登場しないのか
クルマ離れに拍車がかかりそうで
何とも寂しい年の瀬です・・・・・・
一方
Hondaは、2008年をもってF1レース活動から撤退を決定
過去二回ともホンダF1撤退の数年後には
商品展開に大きな転機を迎えました。
69年の第一次撤退は開発人員の投入が理由。
その年の小型車市場参入、三年後のシビック発売
(コレは後のホンダの屋台骨を支えています)
二度目の撤退は今回と同じように経営環境が理由
やはり三年後にはホンダ初のミニバン=オデッセイ
発売に次いで,ステップワゴン、SM-X、HR-Vと
相次ぐミニバン攻勢で業績を立て直しました。
08年のホンダを見ても燃料電池車クラリティ発表
09年初頭にはインサイト新型発表も控えています。
環境に力を注ぐメーカーとして,ホンダは
新しい方向に舵を切ったのかもしれません。一押しの目玉はオデッセイ!モデルチェンジ仕立てのおニューです。
代々車高を低くし続け、エクシーガと変わらぬ
ステーションワゴン並みのスマートなボディに変身
生い立ちこそ違うもののほぼ同じ土俵で勝負する二台
オデッセイはホンダ製ミニバンの切り込み役として
当時苦境に立たされたホンダの経営を救った救世主
でした。当初はミニバン臭がプンプン漂う
実用スタイルでしたが,三代目以降はスタイル
重視に方向転換しています。スバルはコレが
事実上初の自社開発ミニバン、となります。
(国内向けとして)
トヨタが資本参加してから本格的な新機種投入
でもあり,トヨタ車にはない味付けも必要でした。
目指す方向は今のオデッセイ同様。隣に
レガシィーが並ばなければそのプロポーション
の差も目立ちません。はっきりと違いが判るのは
実際に乗り込んで見てから。なんて狭いんだろう
と驚くのが従来のレガシィーの方。ミニバンが
売れるのも納得出来る「違い」です。
初代オデッセイの好調を横目にトヨタが送り出した
刺客がイプサムでしたが,販売の主力は海外向け
シエナに移りつつある様で,オデッセイの独走に
エクシーガがストップをかけられるのか
販売競争の行方が気になるところですね。
本当の色は阪急電車と同じです。
関東の皆さんにはお召し機関車EF58でおなじみ
マルーンカラーのダイハツコペン。
普通ならとっくに廃盤の時期ですが,人気にこたえて
生産はまだ続きそうです。
デザイン命!なら日産ムラーノも負けてはいません。
北米ではダットサントラック>テラノ(パスファインダー)から代々続く売れ筋SUV。
あちらでは女性に人気の高い機種ですが欧州ではSUVはとかく嫌われ者に。
日欧でいかに人気を獲得するかが課題です。
軽の両雄、スズキは最新のワゴンR!今年の
2009年次日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)、car of the yearに選ばれました。
ほかの賞典はすべてiQが独占の感があるだけにこのクルマをベストに選んだRJCの勇気、
というか反抗精神にも頭が下がる思いです。(ホントはiQが,エントリー基準に間に合わなかった)
で、乗り込んでみると
リアシートから眺める計器盤の遠いこと!
ほんもののリッターカー「スプラッシュ」にも見劣りしない
というか見分けの付かない広さを確保しています。おやっ!新「アコードツアラー」発売されてもなかなか街中で見かけません。昔のアコードだったら考えられない事態?
そんなニュースよりも もっと大変 なニュースが!!
佐藤琢磨、期待の掛かったトロロッソのドライバーには
残念ながら手が届きませんでした。
本人も残念がっている様ですが、昨今のスポンサー事情
からして仕方の無いところ、遅くて採用にならなかった訳では
無いのが救いどころでしょうか・・・・・・
でも、やっぱり残念・・・・・・