2023年10月01日

BYDdolphin

今日のブリヂストンdrive to the futureはBYDの新型車と、新しくなったトヨタ・センチュリーの新車レポート!
ピストン師範はこの中国製EVにどんな評価を下すのか??


先頃BYDドルフィンの価格が発表され、上等な方で400万円、安い方だと350万を少し超える程度で、補助金の恩恵を受ければギリギリ200万円台突入という絶妙な値付けです。
都道府県によってはさらに上乗せも期待できるので、プリウス並みの価格でフルEVが買えそうです。
すでに国内には先行するアット3が700台ほど輸入されているので、これを上回る台数のセールスも期待できるとか?
ただし、充電器の設置場所は社外の施設を頼るしかなく、充電ジプシーは覚悟しておいた方が良さそうです。

ところでここ10年、いや15年のEV用リチウムイオン電池の性能とコストを見てみると、ほとんど進歩していないように感じるが如何だろう?
中にはガソリン車と同等以上の航続距離を謳い上げるEVも珍しくはない。が、それは電池の効率が上がったのではなく単純にたくさん積んでいるからだ。
電池1セルの起電力は皆同じ。それを60kwだの70kwだの山のように積み込むことで航続距離はなんとか・・・・・

しかしこの重い電池をフル充電するにはそれなりの長時間、もしくはハイパワーの急速充電器が不可欠だ
たかだか、30kwにも満たない初代のリーフはお家で8時間もあれば満タンになった。普通に働いている通勤用の自家用車ならこれで十分だった。
けれど毎日自宅で充電もままならない人だっている。航続距離は長い方が充電に出かける回数も少なくて済む。それゆえ大容量バッテリーなのだ。
電池はまだまだ高い。
量産効果を期待してはいたもののそんなの関係なさそう。20kwでも電池を積もうものならガソリン車に200万円は上乗せを覚悟!
80や90kwなら言わずもがな・・・・・


ある噂では今度のどるふぃん、革命的な低価格も噂されてた様子。
でも実際に蓋を開けてみればサイズ、電池、価格のどれもアット3と何割も違わなかった。確かホイールベースは同一のはず。
しばらくはサクラに挑めるような割り切り型の低価格EVは現れてこないのではないだろうか?

というのが私の見立てでございます・

| 16:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2023年10月01日

October

今月末で東海道新幹線から姿を消す車内販売・・・・・
あの固〜いアイスも、今月が食べ納め・・・・・
 
さて10月のローカル線・月めくりカレンダーは秋田内陸縦貫鉄道
と言うより、旧角館線や阿仁合線を引き継いだ第3セクターが両者を南北で一本に結んだ100km近い長大ローカル線です。
太平洋側では一足早く、三陸鉄道が南北縦貫鉄道として産声を上げており、あるいはその成果を横目に生まれたのかもしれません。

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南側の角館線は秋田・岩手の横断線=田沢湖線から枝分かれする支線で主な利用客は田沢湖を訪れる観光客のアクセス・ルートとして機能しました。
北の阿仁合線は鷹ノ巣駅から南下して田沢湖方面を目指しますが、これといった観光地は小さなキャンプ場くらいしかおもいあたりません。
一本につながったことで、青森や弘前の住民が、角館や田沢湖を訪れるのに利用する価値はあるものの、逆に大曲の住民が弘前や青森を頻繁に訪れるかというと疑問です。

そもそも分水嶺を挟んで峠越えのルートとなり、文化圏や生活圏も異なる二つの地域が結ばれることで、どれほどの効果が上がるのか?
それは現状の経営状況を見ても湧いてくる疑問です。県境を挟むため通学や通院という固定客も望むことができず、地元民の足は当初からクルマ。
つまりこの路線を利用しにくるのはほぼよそ者で占められることになり、リピーターが定着するかも疑問です。

とはいえ、二つの県を挟んで自然豊かな、と言うより奥深い山間を進んで行くルートは、四季の変化をダイレクトに感じられる景勝地の連続でもあります。
北東北の北緯40度近辺ともなれば、間も無く10月の初旬には紅葉真っ盛りを迎えているはず。猛暑の今年は分かりませんが、県境の標高の高い場所なら、10月の10日前後には見事な紅葉が見られるはずです。
そこから、標高が下がるにつれて紅葉前線も里に近づいてきて、角館市内であれば11月初めには紅葉のピークを迎えるはず。つまりこの期間はいつ乗車しても確実に見事な紅葉が堪能できると言うこと。

角館ではゴールデンウィーク前の桜並木もみのがせません。そこから弘前まで直行して花見のふた股を掛け持ちすることだって可能。大曲を経由して秋田から奥羽本線経由で弘前へ遠回りするより、うまくすると残雪の山並みが、まだ見られるかもしれません。
つまり、新幹線の停車する大曲から弘前へのバイパス的な役割も併せ持つのです。

第三セクターとしての秋田内陸鉄道の頑張りにも期待したいところです。
イベント列車としてワイン列車や利き酒列車の企画、コスプレイベントや実物の車両運転体験など、マニアに向けた集客策も用意しています。

紅葉が終われば間も無く初雪の便り・・・・・
北東北でもいち早く雪の中を爆進する姿を撮影できそうなのも、このエリアの役得です。
ほら、モゥ乗りに行きたくなったでしょう!

| 10:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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